●シャーマンは永遠の生命をめざす!!【第3章】
【光の世界に生き呪術師たち】
~ 宇宙をつけたり消したりできる少女 ~
インドネシアでは、日常に精霊と呪術が入り込んでいる。
たとえば、古い文明を伝えるジャワ島には、クバティナンと呼ばれている
呪術師たちがいます。
バティンは、内部、内なるもの(秘められたもの)という意味をもち、
クバティナンとは、それを実践する人々のことを指します。
彼らは伝統にようってほぼ3つのグループに分かれていて、イスラム神秘
主義といわれるスーフィーで、源流はトルコ、イランで、グルジェフもこの
影響を受けたことで知られています。
2番目が、プルタパで、隠者、行者と一般的に訳されます、山などにこもっ
て、魂を磨く人々です。
3番目はボモー、またはパワンと呼ばれる呪術師で、呪いや不思議な力を
実践するだけではなく、薬草を使った治療も行うので、西洋人から呪医と
も訳されています。
この3つに属する人々は、現在ではイスラム化しています、一部はヒンズー
教化していますが。
彼らはインドネシアの文化のあらゆるところに影響を与えており、たとえば
バリ島には、有名な踊りがありますが、これはクバティナンの呪術の一つ、
から影響されています、踊り子は踊りながら忘我の状態になり、トランスし、
神と一体化します。
踊りの最中、花園をさまよう一節にくると、踊り子には花園が見えだし、花
の香りがするといいます、花に触れようとすると本物と同じ感覚があるとい
います
アメリカの動物学者が、ヌリ・タリアンという小さな島で、呪術的な世界を
作り出す、踊り子の話を報告している。
それによれば、この島は古来から受け継いだ、文化が残っているため、島民
の多くが、超感覚的なものをもっていたという。
その中で、ティアという様々な能力を持つ、少女がおり不思議な力を、当た
り前に使っていたといいます。
ティアは長老格の老婆から踊りの奥義を伝授されており、動物学者が見てい
ると、現実の林をダブらせて、実際の林とイメージの林を消すといった不思
議なことを行ったといいます、もちろん、その間中踊っていました。
これだけではなく、ティアは宇宙を消してしまったといいます、ティアが宇
宙を消滅させてしまったことにより、学者の目の前のすべてが失ってしまう
という、常識では考えられない光景が展開されたと報告しています
常識からすれば、ありえない話ですが、呪術師にとっては、そうした世界は
普通のことらしいです。
少し話が変わりますが
最近「仮想現実説」といった説があるのを、ご存知でしょうか?
1999年 主演 キアヌ・リーブスのアメリカ映画で、我々が生きる、この世界
は、コンピューターによって支配され仮想(マトリックス)の世界であると
いった、内容です。詳しくは映画を見て下さい。
都市伝説的なジャンルで取り扱われていると思われる説ですが、多くの科学
者が脱出方法を探し求めているらしいです。
バンク・オブ・アメリカの一部の人さえもが、我々が仮想現実の世界を生きて
いると考え、その確率は50%といった発表もしています、イーロン・マスクも
この説の支持者です。
シリコンバレーの億万長者が科学者らに投資し、仮想空間からの脱出法を探ら
せているとも、いわれています。
少し前なら、そんなのはSF映画の世界だと!と一蹴されるでしょうが、VR技術が
、どんどん進歩している現在からすれば、先の未来ありえないことではないように
思えます。
この世界が本当に仮想世界だったら、呪術師がトランス状態で何らかのバグ?
を発生させて、真の世界を行き来し、コントロールしているといった考え方も出き
るのではないでしょうか?