●夢のコントロール法 【上級編】
宇宙意識に繋がる、夢見の最終目標 『夢奥義』
夢が少しずつコントロールできるようになってきたら、夢の物質
化も同時に進めていく。
ステップ④【物質化】
テクニック1
精力をつける、精力が強い人の場合は早く寝てしっかり睡眠をと
ることで精力はついてくる。
そうでない人の場合は、食養法などで精をつけていく、（ニンニク、
ニラ、ネギ、玉ねぎ、ヤマイモ）といった精力がつくものを普段から
食事に取り入れていく。
ここで問題になるのが、下半身の筋肉に締まりがない人は、精が
たまっても漏れてしまうので下腹の筋肉や括約筋を締める練習を
する。
下腹なら腹筋運動や複式呼吸なんかがいい
テクニック2
精力がついてきたら、体全体がエネルギーに満ちあふれ、手足の
末端までエネルギーが流れていると想像する。
それができたら、そのエネルギーを体の周囲の空間に放出し、エ
ネルギーの殻を形づくる、そしてこのエネルギーに、包まれている
と想像する。
体がキラキラするような感じがするようになるまでトレーニングを
続ける。
これが実感できるようになれば成功です。
このエネルギーは圧力があり濃厚な空気のような感じで、スベス
ベした風船のような感じとイメージする。
確認として手の平を向かい合わせて、この感覚が出てきたら、夢
は自然に物質化していく。
実際に起きている状態で、濃厚なエネルギーを感覚化していくこと
により、夢のなかの物質感が強くなり、同時に夢は、光輝きを持ち
出す。
ここまでくると、夢は現実世界と変わらなくなってくるが、まったく同
じというわけでわない。
時間や空間は、夢本来のごちゃごちゃ感は残るし、夢は想念の世
界だから、人物や物、風景といったものが消えるのも早い。
明るさは現実世界の昼間ではなく、夜のネオン街のような色だ。
だが、輝きに満ちた透明さや美しさは現実の比ではない。
夢に出てくる人も、もっと静かでエネルギーに満ちあふれている。
夢の世界独自の法則を除けば、現実世界と変わらないく、夢は
実在するひとつの空間となる。
こうした世界で遊んでいると、夢で体験したことが、現実世界で
体験したのか、どちらだったのか
と錯覚することさえある。
ステップ⑤【光明化】
ここまで自由に夢をコントロールできるようになり、物質化も進んだ
ら、夢の光明化に入っていく。
自己という狭い殻を出て、永遠不滅の宇宙意識の状態へと進む、
夢見の最終段階になる。
物質化の段階でも光輝いた感じがするが、さらに明るさをましてい
く。
光明化の場合は、自身の精神的な高さが、輝きの元になるので、
瞑想をしたり、行動の良し悪しに気をくばらないといけない。
日常で感情的な日々を送っているようでは、難しい。
夢の中で輝きだしたすべてのものは、固有の色を失い、まばゆい
白色、あるいは金色に輝きだす。
最後は、ひとつの輝く光の世界に変わっていく。
