●中国仙道の‟気”と武術の‟気” その2 | 第三の眼

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1987 10月号

リレー連載 気と武術    

中国仙道の‟気”と武術の‟気” その2

‟気の武術”のスーパー練功法

 

 

陳増顔(ちんぞうがん)から武術的な、気の実態について教えてもらう。

それから、この方面のことを違う人達から聞くことができるようになった。

 

台北にて知人を尋ねたところ、中国拳法を教えている場所をいくつか

紹介してもらう、このとき外家拳系(がいかけん)の拳法を触り程度、教

えてもらう。

 

外家拳を専門でやっている人たちの多くは、気がよくわからないが、

内家拳や気功を平行してやっている人たちもいる。

 

そんな中、張白言(ちょうはくげん)という老人がいて、よく自分の腹を殴

らせていた、高藤さんも一度やってみたが、強く打てば打つほど、弾力で

はじき飛ばされてしまう。

これは呼吸法をともなわせて、手や石で打ちながら鍛えたという、これも

一種の気功法だという。

そういえば、高藤さん監修のビデオ【福昌堂 VHS 『仙道超人気功法』】

にて、大きい木槌で腹を殴らせているシーンがあった。

 

これについて、もう一つの体験が紹介されている。

韓国国仙道(かんこくこくせんどう)の理事をしていた韓(はん)さんという人

の下腹も張白言さんと同じで、打ったら弾き飛ばされてしまう。

(韓国国仙道は仙道という名前だが、内容は硬気功)

 

韓さんがいうには、この下腹のつくりかたは、

両足をふんばり、のけぞった姿勢をとり、呼吸法を行っていく、呼吸は、吸、

停、吐 の三つからなり、初めのうちは、わりに短く行い、慣れてくるに従い、

長くしていく、これを数ヶ月ぐらい行うと、下腹の両側に筋肉の塊が出現し、

これが中心に移動していっえ、球状の筋肉の塊になっていくとのこと。

 

高藤さんは、拳法自体に素質がなく、あまり好きではないため、結構適当に

流して行っていたと、ここでは書いている。