キッチン苛立ちと自己嫌悪でどうにも熱くもやもやして、本を読んだ。吉本ばななさんのキッチン。文章が美しくて一文一文はっとさせられる。どん底の物語だからこそ、全てがきらきらと光る。悲しく煙ったり、日に透けて輝いたりしながら。今日この本を手にとって、本当に良かった。高校時代にこの本と出会って強烈に惚れたのに以降まったく読んでなかった不思議。心が疲れたときのための薬なのかもしれない。私にとっては。