ウィリアム1世征服王の長男・ノルマンディー公ロベール2世の長男、ギヨーム・クリトンの関係系図です。
父・ロベール2世は、シチリア貴族の娘Sibilla di Conversanoと結婚します。オートヴィル家の傍流だそうですが、ロベール2世との関係は確認できませんでした。（すみませんm(__)m）
ギヨームは最初に、アンジュー伯フルク5世の娘・シビーユと結婚しますが、ギヨームの叔父であるヘンリー1世の横槍により、婚姻関係を無効とされてしまいます。
その後、フランス王ルイ6世の後ろ盾により、ルイ6世妃アデラ・ディ・サヴォイアの異父妹である、ジョヴァンナ・デル・モンフェラートと再婚しますが、再婚からわずか1年後の1128年、フランドル伯位をめぐって（前妻シビーユの再婚相手でもある）ティエリー・ダルザスと争い、戦死してしまいます。
父・ロベール2世に先立っての死であり、2度の結婚とも子供はありませんでした。
さて、ギヨーム・クリトンの夫婦関係ですが、第1の妻であるシビーユ・ダンジューは（最短で）ノルマンディー公リシャール1世経由の4いとこ半です。
ちなみに、ギヨームのいとこであるヘンリー1世王子・ウィリアム（ノルマンディー公ギヨーム3世とする史料もあります）は、シビーユの姉であるマティルドと結婚しており、ウィリアムの姉マティルダは、第2の夫としてアンジュー伯ジョフロワ5世（マティルド、シビーユの弟）と結婚しているので、ウィリアム王子＆マティルド、マティルダ＆ジョフロワ5世の関係も、4いとこ半にあたります。
そして、ギヨーム・クリトンと第2の妻、ジョヴァンナ・デル・モンフェラートは、ノルマンディー公リシャール2世経由の3いとこにあたります。
pixivはこちら↓☆ 家系図がハッキリ見れますｗ
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