イチロー日米通算400盗塁、城島は4打数1安打

 

 【シアトル=米沢秀明】イチローが日米通算400盗塁を決めた。マリナーズは8日、デビルレイズと対戦、イチロー外野手は1番右翼で先発、4打数2安打 1四球で2試合連続のマルチ安打。3回にはリーグ首位となる11個目の盗塁を決め、日米通算400盗塁(日本で199、米国で201)をマークした。城島 健司捕手は7番で先発、7回の逆転劇の口火を切るなど4打数1安打。マリナーズは6-3で勝った。

 ア・リーグ東西の最下位同士の3連戦の初戦。イチローは1回先頭でデビルレイズの先発左腕フォッサムが真ん中に投じた直球を難なく左前へ。3回の第2打 席ではカーブを打ち損なって一塁線上にボールが緩く転がる間に一塁を駆け抜け、投前内野安打とすると、次打者ロペスの3球目にすかさずスタート。軽々と リーグトップの11個目の盗塁を決めた。

 さらにイチローの足は止まらない。ロペスの右前適時打で俊足を飛ばして生還。捕手のブロックをかわし、ホームベースを回り込みながら手でプレートをはき上げるスライディングで貴重な得点を挙げ、「足」で稼いで反撃の狼煙を上げた。

 一方、城島は2点差を追う7回先頭の第3打席で鋭いスイングを見せた。真ん中に入ってくるカーブを見逃さず、左前にはじき返して逆転劇がスタート。イチ ローが四球を選ぶなどチャンスを広げ、この回3得点でマリナーズは一挙に試合をひっくり返した。イチローが右邪飛でタッチアップする好走塁もあった。

 イチローと盗塁王を争うデビルレイズのクロフォード外野手と城島の対決も見ごたえ十分だった。1回にはイチローの11個に並ぶ二盗を決められたが、城島 は5回にリベンジ。素早く身を翻すようにキャッチャーボックスから立ち上がると、三盗を狙ったクロフォードを正確な送球で刺してみせた。この日もマリナー ズは先行を許す展開となったが、先発メッシュが前半を3点で乗り切って試合をつくり、細かい安打をつないで逆転に成功。クラブハウスで行われた試合前30 分に及ぶミーティングが実を結んだ。新抑えエースのプッツも好投した。

 城島は「(先発した)メッシュは勝てるピッチャーだと思ってる。イチローさんも言っているが、自分のベストを追いかけないこと(が大事)。自分のいいときと戦うのではなく、相手と戦うという気持ちを持ちたい」と、逆転勝利の感想を語った。

 この日、観客1万6102人と球場ワーストを記録した。イチローは「観客の数はこれで少ないと言われるなら、うれしいですね。ボクは本当に少ないところでやってましたから。結構多いと思います」と話していた。

■イチローの全打席
1回 左前安打
3回 投前内野安打
5回 左飛
7回 四球
8回 投直併殺

【公式戦通算】
打率.277
本塁打1 打点9



 400盗塁とはとてもすごいと思う。野球の人気が再燃してきている今、この調子で両選手ともに頑張って欲しい。


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剛腕効果…小沢民主代表就任1カ月で自民支持率抜く
政権交代実現へ「勝てる候補」発掘に力
 

自転車遊説などで「ニュー小沢」をアピールする小沢一郎氏。民主党の支持率も上向きだ
自転車遊説などで「ニュー小沢」をアピールする小沢一郎氏。民主党の支持率も上向きだ
 民主党の小沢一郎代表(63)の勢いが止まらない。7日に発表されたフジテレビ系「報道2001」の世論調査で、ついに民主党の政党支持率が宿敵・自民 党の支持率を逆転したのだ。ちょうど同日、小沢氏は代表就任1カ月を迎えた。悲願の政権交代実現に向け、GW明けから来年の参院選準備を本格化させていく 構えだ。

 「衆院千葉7区補選もそうだが、やはり、『小沢神話』は本物だったのか…」

 自民党ベテラン秘書はこう呻(うめ)いた。

 「報道2001」の世論調査によると、民主党の支持率は28.8%となり、自民党を0.8ポイント上回った。偽メール問題で、同党の支持率は先月末、11.8%まで落ち込んでいたが、小沢氏の代表就任で上昇気流に乗ったようだ。

 一方、小泉純一郎首相の支持率は45.4%で、不支持率は46.4%。約3カ月ぶりに不支持率が支持率を上回った。永田町の潮目は完全に変わった。

 「来年の統一地方選、参院選、来るべき衆院選の3大決戦を勝ち抜いて政権交代を実現しなければならない。皆様の助けをいただきたい」

 小沢氏は先月29日のメーデー中央大会で、4万人超の組合員を前に民主党への協力をこう要請した。

 これに対し、連合の高木剛会長は「政権を展望できる政党として飛躍を期してほしい」と支援を約束した。前任の前原誠司前代表が「脱労組依存」を掲げたため、民主党と連合との関係はギクシャクしていたが、小沢氏の代表就任で関係は修復されたといえる。

 ここまで小沢氏が必死になるのは、政権交代実現に向けて「命運を懸ける」と宣言した来年夏の参院選で何としても勝利するため。

 平成13年の参院選で「2勝25敗」と惨敗した1人区で勝ち越せば、自公与党を過半数割れに追い込むことは可能とみており、「戦い方次第で、1人区は7割近く勝てる」(代表周辺)と分析しているという。

 ただ、定数是正で次回から1人区は29選挙区に増える見通しだが、いまだに、約20選挙区で候補者のメドが立っていないのが実情。

 このため、小沢氏はGW明けから1人区を中心に全国行脚を始め、自ら先頭に立って「勝てる候補」の発掘に全力を挙げる。

 かつてない上げ潮ムードの中、党内に小沢氏への不平不満を公に口にするものはいないが、依然として、中堅若手などに「小沢アレルギー」があるのも事実。このため、小沢氏は党内融和のため、毎週火曜夜に所属議員との「飲み会」を開いていくという。

 ある民主党幹部はこう語る。

 「今後、自民党も死に物狂いで反撃してくるはず。このムードがずっと続くと思わない方がいい。大切なのは、逆風になったときに一致団結して耐えられるか。これまで、陰で不平不満を吹聴して党内混乱を招いてきた中堅若手が成長してくれればいいのだが」


 小沢代表の勢いがあるのはあまり政治を知らない私から見ても確かだ。ただしのぎを削るのはいいがそれが日本を良くするためという目的を忘れないで欲しいと思うばかりだ。

 ただ相手を倒す為に荒を探してるのだけではないかと感じるときもあるので。


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綿貫激白「われわれは反小泉」…補選敗因「驕り」
政権5年間「何もやってない」
 

政界のキーパーソンになれるか。動向に注目が集まる国民新党の綿貫民輔代表
政界のキーパーソンになれるか。動向に注目が集まる国民新党の綿貫民輔代表
 民主党の小沢一郎代表の盟友である国民新党の綿貫民輔代表(79)は2日までに夕刊フジのインタビューに応じ、小泉政権の5年間を「何もやっていない」 と酷評、衆院千葉7区補選での自民党の敗因は「驕(おご)り」と一刀両断した。綿貫・国民新党には自民、民主両党から熱い視線が注がれているが、綿貫氏は 「われわれは『反自民ではなく反小泉』。自民、民主両党の流れがどうなるか見極めたい」と断言。“キーマン的存在”への意欲をにじませた。

 ――補選での自民党の敗因は

 「『おごれるものは久しからず』という言葉を思い出す。昨年の衆院選で乱暴な選挙をやって、『小泉チルドレン』といわれる人を生み出し、その人たちが今 回の補選をやった。客観的に、そういう若い世代の人が高い台に乗って演説をぶつのはおごりの表れ。一方の民主党は、メール問題で凋落の兆しがあり、分裂気 味だともいわれたが、結束してあたった」

 ――小沢効果は

 「小沢さんが代表になって初めての選挙だったから、期待感があったのではないか。彼は選挙について非常に詳しいし、演説するだけではなく体をはった選挙をやる。それを体言した」

 ――小泉政権5年間の評価は

 「何もやっていない。私は今年の施政方針演説を注目していた。首相は地方都市の活性化や財政再建などについて言及していたが、任期中に何もしなかった。それなのに9月に辞める人が何をいっているのかという感じだ」

 ――小泉政権の特徴は

 「議会制民主主義を否定したこと。これは許せない。経済財政諮問会議のように有識者、学者を集めてやる『諮問会議政治』をやっている」

 ――小泉首相とは親密な関係だったが

 「彼とはよく酒を飲んだよ。兄弟みたいな感じでね。何でも気楽に話してた。『純ちゃん』と呼んでたし。私は公私を混同しないから憎しみはないよ」

 ――小沢さんとも親しい

 「当選同期だしね。いっちゃん、たみさんの関係だよ」

 ――小泉、小沢両氏は似ているか

 「ややわがままなところが似ている。2人は大学生から政治家になったような感じで、ソフトな感覚が多少欠けている。思ったことをズバっと言う良い点もあるが、一長一短だな」

 ――似ていない点は

 「小泉さんは都会育ちだから演説やパフォーマンスがうまい。小沢氏はそういうのが苦手。陰性ともいわれるが、物事を実現することには実践的で、地方の政治家として体をはって政治をやる」

 ――ポスト小泉4人で一番望ましいのは

 「非常に難しい。『諮問会議政治』を直せるか、継続するかが分からないからだ」

 ――安倍晋三官房長官についての評価は

 「当人が若い、経験が少ないとなれば、経験の多い人や自分より視野の広い人を登用すればいい。それは誰がやってもいえると思う」

 ――国民新党のスタンスは

 「反自民ではなく反小泉」

 ――では、小泉政権が終われば自民党に戻る?

 「自民党にお願いして入る気持ちはない。小泉さんが首相を退陣した後、自民党がどう変質するかを見極めたい。自民、民主両党の流れを見ながら考えなければならないので、慌てて飛びつく問題ではない」

 ――では自民党との協力、または民主党との合併は

 「ポスト小泉が小泉路線を継承するかどうか。これによって自民党の体質も変わる。民主党も小沢さんになってとりあえず変わったが、これからどうなるか。 与党とどう戦うのか、そこら辺をよく見極めたい。『自公対民主中心の野党連合(共産党は除く)』が伯仲する状況になれば、国民新党は真ん中で日本の羅針盤 となる政治をやりたい。べったりと合併してやるわけではなく」

 ――参院選に向けての戦略は

 「地方の小選挙区、比例区にある程度、候補者をたてたい」 


 インタビューにもあるように日本の羅針盤となるように綿貫民輔代表には頑張って欲しい。ただ各党の主張は聞く限りどれもそんなに悪くない、実現してくれれば良いと思うことが多いのだが、あまり実現していないような気がするのだが実際はどうなのだろうか。
 国民に分かるような積極的な情報の開示をして欲しいと思うのだが。

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「男といるのを見てカッと…」車の2人刺し女性死亡
 29日午前4時50分ごろ、山口県萩市東浜崎町の岸壁近くに止めた乗用車内で、女性が胸などから血を流して倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが間もなく死亡した。同乗していた男性も重傷。

 萩署の調べでは、同市の飲食店の女性店員(36)と大阪市都島区の男性(23)。2人とも胸など十数カ所を刺されていた。

 県警捜査一課と萩署は、女性の交友関係などを捜査。殺人と殺人未遂の疑いで女性と交際していた萩市の調理師の男(34)を逮捕した。

 調べに対し「ほかの男と一緒にいるのを見てカッとなった」と容疑を認めている。当時女性らは後部座席におり、男は窓ガラスを割ってドアを開け、自分の車に積んでいた包丁で2人を刺したという。男は車で女性を捜し、現場に来たらしい。包丁は近くの海中で見つかった。

 男性は約1週間前から萩市に遊びに来ていたらしい。刺された後、近くに車を止めていた男性に助けを求め、この男性が110番した。

 現場はJR東萩駅から約1.5キロ、日本海に面した所。


 連日物騒な事件の報道が絶えない。行き過ぎた愛情という所か。それにしても愛している女性を殺すとは果たしてそれは愛情だろうか、それとも憎しみだろうか。


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ホリエモン偽ブログ…「おまえらアホ」3日で閉鎖

 


東京拘置所から出所した堀江被告
東京拘置所から出所した堀江被告
 かつては非常に人気があったものの、強制捜査で閉鎖されていたライブドア前社長の堀江貴文被告(33)のブログだが、堀江被告が保釈された翌日の先月 28日、堀江被告本人が書いたかのように装った「ニセ堀江ブログ」が出現していたことが分かった。だが、“ファン”が文体などから偽物と見破り、わずか3 日間で閉鎖されていた。

 問題のブログは「堀江LD前社長日記」と題されており、保釈翌日の28日夕に出現。

 「あー疲れた…疲れました。昨日はビールをたくさん仲間と飲みました。俺は何も悪いことはしていない! 裁判で決着をつける。皆、応援してくれ!」と無 罪を“主張”するかのような内容で、しかも「takapon」や「ceo」と、かつて堀江被告が使っていた単語を執筆者名に使用していた。

 これを本物と勘違いしたファンが、一時は「お帰りなさい。獄中はつらかったでしょう」「悔いの残らないようきっちりやってください。また、私達に元気をください」などと応援コメントを書き込んだ。

 しかし、最初のメッセージが出た後は更新されなかったうえ、堀江被告は弁護士に当面ブログを再開しない方針を伝えていることから、結局「偽物ってばればれです。堀江さんの文章では無いし全く違います。書き方違うもん」と見破られた。

 「LD前社長日記」は30日になって突如、「おまえらアホだな。ライブドア信者って死ぬまでアホだな」と捨てぜりふを残して閉鎖された。

 堀江被告の本物のブログは「社長日記」と題され、身近なことを逐一書き込んで人気ブログとなっていた。逮捕後に「堀江貴文日記」と題名が変わり、先月20日には閉鎖されている。


 偽者が現れるなど堀江被告は逮捕されてもなお、話題性を集めている。影響力のとても大きい人だと思うのでこれからは逮捕されたような事はせず、まっとうに自分の道を歩んで欲しいと思うものだ。


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48歳無職男、妻の連れ子を28時間立たせる
 妻の子の兄弟に暴行し、中学3年の長男(14)に重傷を負わせるなどしたとして、大阪府警東淀川署は27日までに、傷害容疑で大阪市東淀川区、無職の男(48)を逮捕した。

 「体を鍛えてやる」などと称し、2人に長時間うさぎ跳びを強制したり、中2の二男(13)が反抗的な態度を取ったとして台所に28時間も立たせたりしたという。

 調べによると、容疑者は2月22日、長男を鉄材で殴るなどし左手首骨折などで6週間の重傷を負わせ、3月12日には、28時間立ち続けた二男がまだ反抗的だと怒り、後頭部を冷蔵庫に打ちつけるなどして1週間のけがを負わせた疑い。

 「片付けのできない兄弟をしつけようと思った」と殴ったことは認めている。

 容疑者は兄弟の母親と結婚。1年半ほど前に同居を始め、そのころから虐待が始まったという。2月に長男の骨折を治療した医師が大阪市中央児童相談所と区役所に通報。児童相談所は家庭環境の把握を優先、警察へは通報せず、3月13日に兄弟を保護した。

 母親は児童相談所職員に「自分も暴行を受けるので何もできなかった」と話したという。


 なんとも酷い話である。この状況を解決するには児童相談所や警察にいくべきなのであるが、そう簡単にいけないのも分かる。

 母親にしろ子どもにしろ何かしたら殴られる、また最悪殺されるという恐怖があり動くに動けなかったのであろう。しかし何もしなければ状況は変わらないばかりか悪い方向へと徐々に向かっていく。だからこそ勇気をふりしぼって助けを求めることが大切ではなかろうか。確かにそれをなすには勇気という言葉では足りないくらいの覚悟が必要であろう。

 しかし、それでは解決は最悪「死」しかない状況になるであろう。だからこそ、家庭内暴力などから逃れる為に助けを求めることが大切であるとの意識を広めることが重要ではないだろうかとこの記事を見て思った。



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毎日新聞、大失態…読者10万人?の個人情報流出
住所、氏名、趣味や子会社社員の給与明細も…
 毎日新聞の読者の住所、氏名、趣味などの個人情報や子会社社員の給与明細といった約6万5000人分の個人情報が、ファイル共有ソフトを通じてネット上 に流出したことが27日、分かった。流出したデータは毎日新聞の愛読者組織「毎日フレンド」会員名簿とみられる。ファイル共有ソフト「Winny」(ウィ ニー)の情報流出でスクープを連発した毎日新聞が、自ら購読者の個人情報を大量流出させるとはまさに本末転倒…。さすがに自社の流出は“スクープ”できな かったようだ。

 情報流出はファイル共有ソフト「Share(シャレ)」を通じて発生した。同ソフトはウィニーがリリースされた後に開発されたファイル共有ソフトで、ウィニー同様、無料で映画や写真集などのデータをダウンロードできる。

 夕刊フジが入手したデータを解析した結果、毎日の子会社「毎日開発センター」の関係者がシャレを使用したものとみられる。毎日開発センターは愛読者組織を管理するほか、毎日新聞の販売をサポートする業務を行っている。

 流出させた人物は通称「シャレタマ」と呼ばれるウィニーのウイルスとよく似た暴露ウイルスに感染し、フロッピーディスク約35枚分のデータを流出させた。

 流出データには「マイ・エリア・ネット営業明細」や「毎日フレンド」と題された内部資料が存在していることから、毎日新聞の愛読者組織「毎日フレンド」(現まいまいクラブ)の名簿とみられる。

 そのうち、マイクロソフトのデータベースソフト「アクセス」で読み出し可能な「会員マスタ」と題されたデータには、北海道を除く東日本を中心とした6万5536人分の住所、氏名、電話番号が記載されていた。一部には趣味や職業、生年月日の記載まであった。

ウィニーに続くファイル共有ソフト「Share」で大量流出した毎日新聞子会社の個人情報
ウィニーに続くファイル共有ソフト「Share」で大量流出した毎日新聞子会社の個人情報
 ただ、会員リストの流出はこれに留まらず「個別送り会員リスト」には2万8441人分の住所と氏名、「販売店送り会員リスト」には3万2567人の住所 と氏名があった。「会員マスタ」と照らし合わせると一部重複がみられるが、場合によっては今回の流出の被害者が10万人を超える可能性もある。

 また、社員の流出データも深刻だ。「手渡し会員リスト」には「販売局」70人分の名簿もあった。毎日開発センター社員とみられる14人分の今年1月の給 与明細表、出勤簿の中には「カード料」「しばり」といった新聞社の販売局でよく使用する業界用語が使われた表があった。新聞拡張の成績表とみられ、拡張に 対し、社員へ支払われる報奨金も手に取るようにわかる中身になっている。

 愛読者の個人情報流出という新聞社にとっては最悪の事態-。毎日新聞は平成16年5月、ウィニーの開発者が逮捕された前後から積極的に報道している。最 近では「サイバーテロ取材班」を結成し、海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」の暗号流出や在日米軍三沢基地の通行許可データ流出など、スクープを連発してい た。

 「ネット上の掲示板に書き込まれた翌日には毎日新聞の社会面でニュースになった。掲示板に書き込まれる前に流出情報をキャッチし、報道することもあっ た」(ITライター)ほどのスゴ腕記者がいるようだが、今回の大流出には沈黙したまま。すでにネット上の掲示板には19日の時点で「毎日新聞さんはこれを どうやって釈明するのか、楽しみに待つとしよう」と、流出を指摘する書き込みがあった。

 社説でも複数にわたりウィニーの情報流出問題を取り上げている。昨年6月25日の社説「原発情報流出 人ごとでは片付けられない」では、三菱電機子会社 社員が原発の機密情報を流出させたことに対し、「申し訳なかったですまされる問題ではない」「従業員の行為をとめられなかった会社側の責任も重い」と切っ て捨てている。

 その人ごとではない毎日新聞社長室の広報担当は「現在、事実関係を確認中」と話している。


 いつも報道する側が報道される側に。なんともとほほとなる話である。あらゆる所からの個人情報の流出。 これだけ流出問題が大きな波紋を呼んでいるのに、それでも会社の方の管理がしっかりしないので、消費者は何かに個人情報を使用する時は、もう自分の情報が流出するのを仕方ないと半ば諦めで自分の個人情報を取り扱わなければならないのであろうか。


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「恵まれた境遇」郵便局長、援交資金欲しさ5千万着服
 顧客の貯金などから計約5300万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた蒲生郵便局(埼玉県越谷市)の元局長の男の被告(59)に、さいたま地裁は24日、懲役4年6月(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

 蛯名日奈子裁判官は「特定郵便局長として極めて恵まれた経済的境遇にあったのに、援助交際やパチンコなどのために犯行を重ねた。酌量の余地はない」と述べた。

 判決によると、被告は2001年1月から昨年11月にかけ、顧客から預かった貯金通帳や保険証書を悪用。事情を知らない局員らに命じて郵便貯金や保険解約還付金の払い戻しをさせるなど、14回にわたって現金を着服した。


 格差社会と言われる現在でこのような恵まれた境遇にあるのにこのような事をするとは、国民から怒りが沸いてきそうな内容だ。しかも援助交際目的などであったなら、その分も刑に上乗せすれば良いのにと思うのだが。日本は加害者に甘く、被害者に厳しいと言われるがまさにそのとおりであるといつも事件の刑罰の程度を見て思う。


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toto存続危機…未払い委託金144億円払え
運営法人の提訴も視野
 


スタジアムでサポーターは盛り上がってもtotoは売れず。あの手この手を使ってもダメ?
スタジアムでサポーターは盛り上がってもtotoは売れず。あの手この手を使ってもダメ?
 独立行政法人の日本スポーツ振興センターが発売する、スポーツ振興くじ・totoの売り上げ低迷が叫ばれて久しいが、販売を委託されているりそな銀行が 19日までに、センターに平成15、16年分の未払い委託金計144億円を5月中旬までに支払うように最後通告した。額はtotoの年度売り上げに相当し ており、もはやセンターに振る袖はなさそうだ。

 りそな側はセンターに最終督促状を送付しており、事態は待ったなしの状況。5月中旬まで、返済方法の調整が続けられる見込みだが、具体的な返済計画が示 されない場合は、提訴に踏み切る方針だ。そうなれば国の監督下にある独立行政法人が訴えられるという超異例の事態となる。

 toto販売が始まったのは13年3月。当初から5年間のくじ販売や払い戻し業務を旧大和銀行(現りそな銀行)に委託していた。

サッカーの試合  契約の際、同行はコンピューターシステムの整備などに350億円を投資。見返りとしてシステムの整備費70億円と委託料110億円を合わせ、センターからりそな側に年約180億円が支払われることになっていた。

 だが、売り上げ低迷で15-16年度に計約224億円の未払い金が発生。15年分の未払いについては、昨年5月に返済を1年先延ばしすることでいったん 合意したものの、売り上げ自体が低迷していることから、センター側は今月、さらに返済を先延ばしして5年間の分割払いで返済する案を示し、りそな側はこれ を認めた上で、返済条件の改善を求めている。

 totoは発売初年度こそ、642億円を売り上げて黒字を出したものの、その後、14年度=361億円、15年度=203億円、16年度=155億円と、最低を更新し続け、17年度も149億円と過去最低を更新し、売り上げ減少に拍車がかかっている状況だ。

 累積赤字は、16年度末の154億円から17年度末には約224億円に増える見通し。ここ数回の売り上げは3億円台にとどまっており、今年度も目標に達しない可能性は極めて高い。

 スポーツくじは、馬券などに比べ、テラ銭と呼ばれる胴元の取り分が5割と、極めて高いことも敬遠されている要因の1つとされる。

 りそな銀行の話 「提訴ありきではなく、話し合いを続けた上で、未回収分を回収したい」

 日本スポーツ振興センターの話 「販売委託契約は2月で円満に終了したが、りそな銀行とは決裂ではなく、継続して協議中。3月から直営で運営しており、未払い分をきちんと支払っていけるものと考えている」



 スポーツをこのような賭けごとに使っていいのかと始めるときに問題になったtoto。まさかこのような問題が起ころうとは当時は思いもしなかっただろう。totoは果たしてこのまま無くなってしまうのであろうか。totoを買い続けている人にはとても気になる話題である。


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NHKカラ出張発覚は「外部指摘」だった…訂正発表
 NHK報道局スポーツ報道センターの元職員(11日付で懲戒免職)がカラ出張で約1762万円を横領していた問題で、NHKは18日までに、担当部長が元職員の日帰り出張を不審に思ったため発覚したのは誤りで、発端は外部情報だったと訂正発表した。

 NHKによると、「元職員がカラ出張していたのではないかと週刊誌の取材を受けた」という情報がスポーツ関係者からもたらされたのが端緒だった。担当部長は外部情報を聞いた上司から指示され、調べていたという。

 外部からの指摘がなければ発覚しなかったことになるが、NHKは「事実誤認と思い込みで誤った発表内容になってしまった」と説明した。

 どうみても、偽って自浄作用があるようにみせかけようとした、としか思えないのだが…。


 たしかに偽って自浄作用を作り出したようにしか見えない。仮にもし本当に外部指摘だったと気づいていなくて訂正したとしたならば、組織の内部把握が全然できていない組織としてとてもありえない事だ。どちらにせよ、またマイナス面が浮かび上がったNHK。いつになったら体質改善するのやら。


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