今回は2005年の８月に行った、奥只見湖を紹介しますね。奥只見湖は福島県と新潟県の県境にあり、秘境の中の秘境です。奥只見湖の湖畔を縫うように通っているのが、奥只見樹海ラインこと国道352号線です。国道といっても秘境地帯を走る未改良の道なので、国道より酷道と言ったほうがいいかもしれませんね(^^♪
写真は国道352号線を撮ったものですが、道路が水浸しになってます♪ これぞ奥只見名物、路上河川です☆ ご覧のとおり、道路の上を川が流れています(#^.^#) 変わった道が大好きなので、この光景を見たときは感動しました(^^♪ まさに国宝級のお宝です☆ こんなみちなので、大雨になると通行止めになるとか。でもふつうに通るぶんには、まったく問題ないです♪ かる～く一跨ぎできるほどの川幅なので、川の真ん中で停まっても、流されるなんてことはないですよ(#^.^#)
この路上河川、最近は川を下に通す工事が進められていて、数が少なくなっています(>_<) 路上河川をじかに見たい方は、お早めにど～ぞ♪ 路上河川…、全国をドライブしていますが、奥只見以外で見たことがありません。奥只見以外の路上河川をご存知の方、情報提供をお待ちしてます(#^.^#)
さてさて、福島県側から入って、恋ノ岐川をわたり、雨池橋への下りで見えてくる、大きくて平らな山が東ノ城、西ノ城です。僕が訪れたのは８月でしたが、真夏でも雪渓には雪が残っていました。また、国道沿いの沢には、かまくらのような雪の塊が残ってました。なぜ真ん中だけ、ぽっかりと空いているのでしょう!? 真ん中の穴には、決して入らないで下さいね。突然崩れるかもしれないのでとても危険です。
雨池橋を渡った後は、延々とくねくねした道を進みます。トンネルを過ぎ、道が２車線になると、銀三平の丁字路に出ます。まっすぐに行くと国道で枝折峠経由で小出方面へ、右折して橋を渡り、トンネルの中にある丁字路を左折すると、シルバーライン経由で小出方面へ出ます。この路上河川、全長22kmのうち18kmがトンネルのモグラ道路です(^^♪ 独特な雰囲気があるので、お帰りはシルバーライン経由をおススメします☆
トンネル内の丁字路を右折してしばらく進むと、奥只見ダムに出ます。遊覧船が出ているので、時間に余裕があれば、乗ってみるのもいいと思いますよ♪
国道352号線は豪雪地帯を通っているので、冬季は閉鎖されています。解除になるのは大体６月の下旬くらいです。また、工事で通行止めになることも多いので、国道事務所のＨＰなので情報収集してから、訪れてくださいね。秘境地帯を走っているので、ガソリンスタンドはおろか、民家もなく、携帯も圏外のところを、車で２時間ほどかけて走ります。ガソリン切れをはじめ、転落、落石、カーブでの出会いがしらの衝突など、危険がいっぱいなので、十分に気をつけて走行してくださいね。