こんばんは。

 

江東区、古石場文化センターに常設された

「小津安二郎紹介展示コーナー」を見に行ってきた時のことを

前編、後編に分けてまとめてみようと思います。

 

まずはマップです。(文化センターで配布されていたものを撮影📷)

 

 

スマホの場合、指でマップをズームすれば文字まで読めると思います。

PCの場合は、↑のマップ画像をダウンロードし、フォトアプリ等で

その画像を開き、ズームしてご覧になると文字もどうにか読めます。

 

マップ中央(若干左寄り)、深川不動尊前に描かれた赤い鳥居辺りからの出発し、

寄り道しながら、右下の「古石場文化センター」へ向かいます。

 

実は深川は、初めての勤務地だったんです。

 

訪れたのは今年3月。

 

参道入り口には、懐かしの伊勢屋があります。

お客さんも、厚着して季節感が出ていますね。ひらめき🧥

 

美味しそうなお団子は、初月給が出た時に両親へ買って帰った思い出です。

 

両親は上新粉(米粉)のお団子しか食べたことがなかったので、

糯米使用の伊勢屋の団子も冷蔵庫に入れてしまったんです。

そしたら翌日カチカチになってしまったと、これは本物のお餅の団子だと、

感心して賞味していました。


伊勢屋は創業明治40年、下町深川でだんご、大福、のり巻、いなりなどを中心とした
和菓子屋さん。

在職中は、テイクアウトのお弁当もよく買いに行きました。

 

同じく参道にある、

と、其角せんべい



まずは左側のから。

華も同様に、初月給で祖父母にお菓子を買った思い出です。


創業150年の老舗江戸駄菓子屋。
豊富な種類の飴細工など、300種類以上の和菓子が並んでいます。
サルやイチゴ、花などの金太郎飴を中心に、果物や野菜の形をした飴、
寿司折を模した飴、おはじきの飴など、眺めているだけでも楽しい店内です。
銘菓「金つば」は自家製、北海道産小豆を9時間かけて煮込んだ餡子使用とのこと。

右側の、其角せんべい

勤務先の社長がよくこちらで、社員にお煎餅を買ってくれました。


深川不動尊の前で開店して60年以上。
強火堅焼きの「大判醤油」、ぬれせんべいの「ぬれ深川」、
日本一堅いと豪語する「げんこつ」と頑固一徹の職人の手で
焼き上げます。
素材にもこだわって、げんこつは宮城県産の最高級のもち米を使用しています。

”其角”とは、江戸時代前期の俳諧師、宝井其角のこと。
「其角せんべい」という店名は、俳句や和歌を愛した創業者がつけた名前です。

参道ではなく、永代通りの商店街にある
みなとや


創業昭和23年の煎餅とお豆の専門店。
おかき・せんべい・お豆の他にも、昔懐かしい趣のお菓子など
幅広い品揃えが特徴。
昔からの伝統を絶やさずに残していこうと、七五三の千歳飴や節分の大豆、
雛あられなど、季節毎の催事に合わせたお菓子なども並びます。

当時は店頭でエンドウ豆を蒸していて、香りに釣られよく買っては食べていました。

 

老舗が今も顕在で、再訪の度に嬉しくなります。

参道通って不動尊にお詣り。


成田山深川不動堂 ―成田山新勝寺の東京出張所―

 



元禄時代に花開いた町人文化に後押しされて、
成田山のご本尊を出張開帳したのが起こり。
本堂が完成したのは明治14年(1881)。
薪を焚いて不動明王の炎で煩悩を焼きつくす、護摩修行の場として知られています。

 

久しぶりに来てみたら、壁面には梵字がいっぱいで驚きました。あんぐり凝視

 

梵字にご興味が湧いた方へ、ご参考までに。m(__)m

とても解り易くご解説くださっているブログ、大変勉強になりました。

 

 

勤務地は、高速くぐって10分ほどの向こう側です。今回は行かないけど。



不動尊隣の、
富岡八幡宮にもお詣り。


永代島と呼ばれていた現在地に、寛永4年(1627)創建。
深川の八幡様と呼ばれ親しまれて来た江戸最大の八幡宮である。
例祭は8月15日を中心に行なわれ、なかでも3年に一度の本祭は、
大神輿ばかり54基が勢ぞろいし連合渡御するダイナミックな祭り。

 

 

手水舎




こちらには、横綱力士像が

江戸幕府が相撲を行うことを初めて公式に認めた勧進相撲発祥の地で、
境内に横綱力士碑などの相撲関連の石碑があります。
横綱力士碑は明治33年(1900)に、第12代横綱陣幕久五郎を
発起人に歴代横綱を顕彰する碑として建立され、
初代明石志賀之助から歴代横綱の四股名が刻まれています。

 




富岡八幡宮を出ると、こちらの参道には伊能忠敬像が。

初めて見ました。


近代日本地図の始祖である伊能忠敬は、事業に成功した後
50歳の時に江戸に出て、富岡八幡宮近くの黒江町(現・門前仲町1丁目)に
隠宅を構えていました。
約200年前の寛政2年閏4月19日(陽暦1800年6月1日)の早朝に
富岡八幡宮に参拝して蝦夷地(北海道)測量の旅に出かけました。

忠敬はこの時を含めて全部で10回の測量を企画。
遠国に出かけた第8回までは、出発の都度必ず、内弟子と従者を率いて
富岡八幡宮に参詣し、無事を祈念した後、千住、品川宿などの測量開始地点に
向かって歩き出しました。
富岡八幡宮は伊能測量にとって大変縁の深い場所であります。

伊能忠敬像は伊能測量開始200年にあたり「伊能ウォーク」、
地図・測量、土地家屋調査士、伊能忠敬研究会などの関係者が中心となって、
広く一般から浄財を公募して建立されました。

 

 

下町風情が残る八百屋さん。

 

 

大横川を渡って、古石場方面へ向かいます。↓巴橋(マップにも有り)

 

 

大横川から小さな支流に分かれます。それが古石場川親水公園となっています

小津橋が見えます。↑

 

小津橋を上がると、

間もなく古石場文化センターに到着。

 

 

 

常設展示の、「小津安二郎紹介展示コーナー」

 

室内は撮影禁止のため、入口だけにしました。

 

 

 

 

パンフレットより。

昨年は、生誕120周年アニバーサリーだったのですね。

 

関連リンク

 

 

私は、

映画『東京物語』に感銘を受けました。

 

 

『東京物語』デジタルリマスター版 予告編

 

座ったところからのアングルで撮られた映像が、新鮮で心地よいです。

 

youtube動画に幾つか全編見られるものが挙がっています。(但し、リマスター版ではない)

 

 

後編に続きます。

 

以上、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

(^_^)/