こんにちは😊。
ここ二日ばかりは、歯医者さんに行くくらいで、
いえで、グダグダしておりました。
歯科医院。お支払いも予約も QRコード読み取って・・・
という方式に 変わっていました 💦💦。
いまや、これが主流なのですね。
『本心』 平野啓一郎著。読み終わりました。
母を作ってほしいんです・・・AIで、急逝した
最愛の母を よみがえらせた 朔也・・・。
朔也というのは 主人公の名前です。
物語の舞台は2040年代。
AIが ごく普通の生活に入り込んでいるという
SFっぽい話なのかと思ったら、
どうもそれだけではなさそう。
以下。ネタバレあると思うので
ご注意ください
”自由死”=自殺を選択できる権利 を
口にしていた母親。
彼女はいったいどういう想いだったのか??
身近な人でも、人は他人の〈本心〉をどこまで
分かっているのだろう?
これが たぶん 大きなテーマの一つ。
でも、読み進めるうちに、
最近読んだ『燕は戻ってこない』
(桐野夏生著)に とても近いものを
感じてしまいました。
もちろん、描いている物語は まったく
別のものです。
それぞれ、大変面白かったです。
『本心』も『燕~』も、
社会の格差 が とても感じられる物語に
なっていました。
また、『本心』の主人公・朔也くんが
自分の父親は誰なのだ?という疑問を持つ
ところがあるのですが、これも
『燕』のストーリーのその先に
つながるものを感じました。
(あくまでも 私個人の感想です)
『本心』は映画化されるそうです。
アバターデザイナーの”イフィー”役は 仲野太賀さん、
〈母〉を制作した人の役で妻夫木聡さんが出演するらしいです。
映画を観に行けるかは、わかりませんが・・・。
ヴァ―チャルリアリティーの 場面をどのように
映画にするのかな。
『燕は戻ってこない』NHKでドラマ化されていますね。
時々しか見ることができていないのですが、
石橋静河さん、稲垣吾郎さん、内田有紀さんはじめ
俳優さんたちのお芝居が とても良いです。
*****
今朝の 朝ドラ『虎に翼』。
”いいお母さん”って
気持ちにゆとりがあって 😊にこにこ
している存在であればよい!!
世の中で”母”に期待されるものが、
ことごとく苦手な私は、なんだか救われた気持ちに
なりました。
次回のブログからは、中断していた京都一人旅の
記録を 綴っていきたいと思います。