こんにちは😊。
面白くって 抜け出せない状態を
”沼にはまる”というらしいのだけれど。
最近のわたし、ちょっぴり 歌舞伎沼にはまっております。
東銀座の駅と劇場が直結しているので、
暑い日差しの日も 大丈夫!!
歌舞伎座。
和装の学校?のグループの方がみえていたらしく、
着物の女性が 目立ちます。
ちょっとおしゃれして、非日常空間を味わうのもいいですよね。
一方で、カジュアルな装いの方もいて、気軽に
お芝居を観られるのも これまた いいな。
↑新しい緞帳だそうです。きれいだなあ~
美しい ぼたんの花。作者は 中島千波さん。
私が観たのは 昼の部。
「菊宴月白浪(きくのえんつきのしらなみ)」
有名な「忠臣蔵」の スピンオフ作品なんだそうです。
江戸時代後期に活躍した 鶴屋南北の作品です。
忠臣蔵の話では、悪人である 斧定九郎が主人公。
「忠臣蔵」のパロディが随所にあるそうで、
元ネタの 赤穂浪士の討ち入りの物語を
良く知っている人には、とってもとっても面白い作品となっているらしい。
ですが・・・
全くと言っていいほど 予備知識のない わたしでも、
すごく楽しめました
↑写真は、「筋書」=パンフレットより。
大きな凧に乗ったり、
メリー=ポピンズみたいに 傘を片手に上空から降りてきているのは、
主人公を演じた 市川中車(香川照之)さん。
剣で戦うシーンもたくさん。
舞台上で衣装も変え・・・とにかく大活躍。
お化け(亡霊)が出てきたり、
川を ご遺体が流れてきたり、
\(◎o◎)/!
花火が打ち上ったり(映像ですけれど)
とにかく なんでもありの 物語。
最後の場面は、お寺の大屋根の上での戦闘。
たくさん散乱しているのは、座布団じゃなくて
寺の屋根瓦よね??(笑)。
ラスボス?は、歌之助さん。
おそらく 舞台に傾斜もあったと思いますが、
中車さんも 歌之助さんも 壱太郎さんも
よかったよかった。
素敵なラストシーンでした。
私の席は、宙乗りが3分の2くらいしか見られなかったです😢。
中車さんの乗った 凧が壊れて、空中であたふた?の
場面が観られなかったのは、ちょっと残念だったけれど。
(お値段の違いだから、しょうがないな)
日本人って、こんなにエンターテイメントが大好きだったんだ
って思わせてくれる すごく楽しい舞台でした。
観客も 同じ時間同じ空間を いっしょに共有している
ライブパフォーマンスって、やっぱり最高。
観劇できて、よかったです。