2023年冥王星逆行に焦点を当てた記事第三弾です。今回はサビアンシンボルで冥王星逆行を読み解いていきます。
逆行開始時は水瓶座1度サビアンシンボルは、
「古いレンガ作りのレンガ作りの古い大使館 (An old adobe mission)」
1度という度数はその星座のピュアな性質が詰まっています。そのため水瓶座の性質である「風」「不動宮」「男性性」「ボーダレス」「革命」「自由」がまだ方向性はまだ決定されていませんが、勢いがある度数です。
水瓶座冥王星1度サビアンシンボルの詳しい説明は過去にしているので、そちらの記事をご覧ください💁
逆行終了時の山羊座28度サビアンシンボル「大きな鳥小屋(A large aviary)」
ドデカテモリーは蠍座と射手座。
小屋という境界線がはっきりした物体から蠍座の遺産や遺伝といった固定的な事象を指すシンボルであることがわかります。
一方で、鳥がいるとは記されていません。ここに射手座的な自由度の高さや発展的な利用、別用途の余地が見えます。
蠍座は、変容、境界線、遺伝、遺産、継承、伝統的な祭、自文化などを担当する星座です。
射手座は、海外、冒険、倫理、思想、政治、異文化などを担当する星座です。
しかし、蠍座、射手座はあくまでサブの性質であり、根本的には山羊座のサビアンのため山羊座の性質がメインとなります。
山羊座は自立、時間をかけて習得すること、人生、ライフワークなどを担当する星座です。
そして、もうひとつ大切なことは冥王星のナチュラルサイン(星座)が蠍座であるということです。
これらのことから、逆行終了時にフォーカスされる冥王星のテーマは
「今所有しているものを発展させる」「自由な発想で自分のコアとなるライフワークを拡大させる」「自分の出自(地元)に異なる文化や思想を取り入れる(他地域、海外)」
「自分の根源(オリジン)を意識しながら視野を広く持つ」
このようなことが焦点化されます。
筆者個人的に、12星座の中で蠍座、射手座、山羊座は成熟した大人の星座トップ3というイメージがあります。
そのため、堅いというか、社会性にフォーカスしたテーマが浮かび上がります。
逆行開始のサビアンは因習や古い慣習にとらわれないことを指すシンボルでした。
逆行開始と終了のサビアンシンボルを合わせて読むことで、2023年の冥王星逆行の総合的なテーマが見えてきます。
2023年冥王星逆光のテーマは
水瓶座冥王星時代で、既存の習慣や過去から引き継いだもの、当たり前だと思っていたことをどんどん改革していくために、自分が引き継いでいる思想や文化を見直す。新しい思想や文化と繋げていく。