バランガン大阪難波店の鈴メです🐣

 

本日のブログは2023年最初の水星逆行期間についてのお話しです。
4月21日から5月15日まで水星は牡牛座を逆行します。
 
 

水星逆行とは何か?

 

そもそも逆行とは何かというと、見かけの後進です。
ご存知の通り、太陽系の惑星は太陽を中心にぐるぐる円運動をしています。
 
しかし、地球で生まれた私たちのホロスコープは地球を中心として天体の動きから影響を受ける、という考えのもと地球から見た天体の動きを計算しています。
 
天体はそれぞれ中心点である太陽との距離が違うため、太陽の周りを一周する時間が異なります。
全ての天体は本来反対方向へ動いたりはしません。
しかし、太陽中心に動いている天体を地球を中心として見ると、公転周期の差により通常の順路を後退しているように見える時期が生じるのです。
これが見かけの後進であり、西洋占星術で逆行と呼ばれる現象のカラクリです。
 

 

 

2023.4の牡牛座水星逆行期間の影響は?

下記の図の内側の天体が水星逆行スタートの配置、外側(緑色)の天体が水星逆行終了時の配置です。
 
天王星、月とタイトに近接した状態で水星は逆行をスタートさせます。
 
水星が滞在する牡牛座は、
二元論的(好き/嫌い、良い/悪い、など)な価値判断、品質の良さという意味でクオリティ、コツコツ物を作るという意味で芸術を担当する星座です。タロットで言うならば女教皇的な性格もあります。
 
水星そのものは、コミュニケーションや日常的なルールを表します。
そのため、水星が逆行すると連絡がうまくいかない、スケジュールが狂う、交通障害に遭う、と言われています。
 
特に天王星と月と近接した状態で逆行がスタートするため、通信障害や日々のルーティーンの変更によるトラブルが今回の水星逆行では起こりやすい天体配置です。
 
GW期間も重なるため、お出かけの予定がある方は余裕を持ったスケジューリングや代替案を備えることをおすすめします。
 
牡牛座天王星が絡んだ水星逆行なので、価値観のアップデートや自分自身の変換への内省に適した期間でもあります。
 
また、牡牛座のナチュラルルーラー(支配星)は金星です。今回の水星逆行中にお金、女性、パートナーシップについての価値観が変わる、新たな気づきを得られる、そんな天体配置だと筆者は考えています。
 
一般的に西洋占星術では、逆行期間はトラブル期間と考えられていますが逆行期間のほうが順調に行く方や出来事もあります。次回は、逆行の方が調子の良い方、水星逆行期間とパートナーシップについて詳しくお話ししようと思います。
 

 

 

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