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NIPT陽性から中期中絶(人工死産)の体験談になります。
悲しい内容、
読んでいて不快になる方もいらっしゃると思います。
閲覧は自己責任でお願いします。
2024.4.13(土) 15w2d
昨日のクリニックからのLINE以降、
ひたすら検索魔になり、
スマホで『NIPT,偽陽性』など検索しまくりました。
ただ私が求めるような結果はあまり得られませんでした。
昼食を食べ、長男を義母に預け、
夫と一緒にクリニックに向かいます。
行きの電車は、
悪い結果がわかっているのに聞きに行かなきゃいけない、
まるで死刑の宣告をされる前のような気持ちでした。
クリニックは不妊治療がメインのクリニックなので
土曜日ということもあり、座るところがないくらい混んでいましたが、ほどなくして診察室に呼ばれます。
はじめに遺伝カウンセラーさんから
『昨日LINEをお送りした時点でいい結果ではないということはご理解頂いていると思います』
と言われ、その後結果用紙を差し出されました。
結果は
『 21トリソミー 陽性 』
でした。
結果を覚悟はしていたものの、涙が溢れ出てきます。
『 21トリソミー、ダウン症…
よりによって21トリソミーか…。』
しばらく言葉を発せられませんでした…。
カウンセラーからは
NIPTは非確定検査であるため、確定検査の陽性検査を受ける必要があるとの説明が再度ありました。
偽陽性の場合もあることの説明や確率などのお話がありました。
(NIPTを受けている方は私より高齢の方が多いので陽性率は高く出ている、偽陽性の方も割といるというような説明でした。ただ私の精神状態等を見ての慰めの言葉だったように今は感じます。)
私が受けたクリニックではNIPTが陽性だった場合の羊水検査は無料で受けれることになっていました。
この日は15w2d。
15wからでも羊水検査は受けれるが、羊水が少ない場合は再度日程調整になるし、流産のリスクも少し高いという説明が医師からありました。
夫は表面上は落ちついていました。
15wで羊水検査を受けるリスクが多少高いなら16wに入ってからにしたらどうかと。赤ちゃんへのリスクの心配をしていました。
ただ、
私はなるべく早く羊水検査を受けて確定をさせたかったです。
羊水検査の日まで、またグルグルと色々考えて過ごすのが耐えられそうになかったです。
また
妊娠の継続を諦めるのであれば、
自分の身体のためにも早ければ早い方がいいと思いました。
この時も結局赤ちゃんより自分のことしか考えていなかったのです…最低です。
医師、カウンセラーの方も私の気持ちを配慮してくださり、16w0dに羊水検査を受けることになりました。
(多分、私の気持ちを見透かしていたと思います…きっと中絶を選ぶだろうということを…。)
診察室を出て、泣き叫びたい気持ちでした。
心の中では『どうして私が…。なんで?。どうして…。何か悪いことした?。中絶?』の繰り返しでした。
ただし、家に帰らなければなりません。
長男を義母がみてくれています。
長男の前では、
『いつもどおりにしていなくては…』
『偽陽性の確率の方に何としてでも入ってやる』
と、自分を奮い立たせて帰宅しました。