2024.4.6(土) 14w2d


NIPTの予約日

遺伝カウンセリングを受けた後に採血という流れでした。

(このクリニックではNIPT採血前にエコーはなかったので、赤ちゃんが元気な状態なのか確認するため、前日に産院でエコーをしてもらっていました)


そして遺伝カウンセリングを夫婦で受けないと、当日の採血は出来ず、後日採血になるということでした。

赤ちゃんは既に14週になっており、後日採血で結果が延びるのだけは避けたかった。

土曜日で保育園には預けることができなかったので、義母に長男を預かってもらい、夫と一緒にクリニックに向かいました。


遺伝カウンセリングには私達夫婦の他に2組の夫婦がいて、私達も含めて3組でカウンセラーからNIPTに関する講義的なものを30分程受けた後、個別にカウンセリングに入る形でした。


私はこの講義を聞いて、いかに自分が無知だったということがわかりました。

13.18トリソミーは産まれてこられる確率がかなり低く、もし産まれられても1歳まではほぼ生きられない、街中で見るダウン症の方はほぼ21トリソミーだということ。

出生前診断でわかる染色体異常については全先天異常のうちの4分の1程度だということ。

この他にもなぜ母親の血液検査で胎児の染色体異常がわかるかなど、染色体の構造などに関するわかりやすい説明が沢山あり勉強になりました。

私、本当に何にもわかってなかったなガーン


個別面談のため別室にうつり、

講義を聞いた上でNIPTを受けるかどうかの最終確認がありました。

私は長男の妊娠経過など経緯を説明して、


NIPTを受けます!


と回答しました。


長男の妊娠経過を説明したときにカウンセラーの方から、

『それは大変でしたね、辛かったですね』

と労いの言葉をかけて頂き、なぜか涙が出そうになりました。


長男は無事には産まれていますが(発達は若干ゆっくりです)、妊娠中に幸せだったかと言われると、ほぼ心配事だらけでした。

そしてその時に心配はしてくれるものの『赤ちゃん大変だよね』というものが大半だった気がします。実際、赤ちゃんが大変さだったけれども、『母親だったら耐えて当たり前』な感じもあり、私の中にあった気持ちにあまり寄り添ってもらえていなかったのかもしれません。

(私は自分の気持ちを言葉で表すのが苦手で上手く伝えることが出来ないので、相手に伝わりづらく、より自分の中の気持ちがこじれることが多々あります💦)


今回その部分に何気なく寄り添ってもらえて、


『あー、あの時の私って客観的に見てもツラくて

 大変だったんだ。

 あの時の色々な気持ち、否定しなくていいものな んだ』


と、理解をして認められたような気がして、

涙が出たのだと思います。


話が脱線しましたが、

面談の中でカウンセラーの方からの質問で、

『検査結果がもし陽性だった場合、妊娠の継続を希望されますか』的な質問もありました。


私達夫婦は陽性になった場合についての話し合いはしていませんでした。

本来であればしておくべきでしたが、

私から夫へは、


『NIPTについて受けたい、染色体の異常がわかる、費用はこれくらい、このクリニックにこの日時で予約するよ』


いうザックリとした説明しかしていなかったので、夫は私以上にNIPTについては無知だったと思います。


そして

私の中では、陽性だったら諦めるということはハッキリ決めていました(あくまでこの時点です)。


検査を受けるのは


『自分が陽性になんてなるわけない!』

『あくまで今回の妊娠中、平穏な気持ちで幸せに過ごすため、安心をしたいため』


と思っていただけで、そこまで深く考えていた訳ではありません。


ただ、カウンセラーのこの質問にはすぐには答えられませんでした。

自分の気持ちをはっきりと言ったら薄情なヤツだと責められるように感じがして、言えなかったんだと思います。


私が黙っていると、夫から

『結果を見ないとわからないが、陽性になったからといってすぐに決められるものではないと思う』と。

カウンセラーの方は夫からの回答で納得されたようでした。


その後、採血。

結構多めに取った気がします。


結果は1週間で出るので予約を取りましょうとなりました。

結果が陰性であれば、

私だけの来院面談でもいいしオンライン面談でもいいと言われたので、私だけの来院面談で土曜日に予約を取りました。

ただし、結果が陽性の場合は

予約日の土曜日までにLINEで連絡をしますので、夫婦で来院面談が必須になります、と言われました。


この説明を受けたときに、私の中でフラグが立った感じがしました…。

NIPTを受ける全ての方にしている説明なはずですが、なんとも言えない不安感というか直感的に何かあるかもと感じたのです。


検査後、しばらくはスマホの通知を仕事中でも逐一チェックしていました。

毎日毎日クリニックからLINEの通知がこないで…!と祈っていました。

そして予約日の前日6/12の金曜日の13時頃。

ここまでLINEは来なかったから、

予約は明日の13時だし、もう大丈夫かなと安心し始めていました。

やっぱり何も問題もなく陰性だったんだなと、のうのうと過ごしていました。


いつもどおり仕事を進めていくと15時過ぎにLINEの通知が…。


まさかのクリニックからでした。

内容は、『結果について説明したいので夫婦で面談に来てください』と…。

このLINEを読んで、

13.18.21のいずれかのトリソミーなんだな…

と頭では理解しました。


心の中では

どうしよう…。どうしよう、まさか、嘘でしょ?

そんなわけないよ、、、

目の前が真っ暗になりました…。