過去の振り返りです。


2023.2月

7回目の移植も陰性に終わり、ついに不妊治療の最後の砦と言われているKLCに転院を決めました。

これまでの治療中も何回か転院を考えましたが、他の方々のブログを拝見していると『採卵が無麻酔で痛い』『ガーゼを抜くのが不快』『塩対応』など、マイナスの情報がたくさん入ってきて、転院になかなか踏み切ることが出来ませんでした。

でも年齢のことを考えたらそんなことを言ってる場合ではない!と思い、3月に初診予約をとりました。


2023.3月

KLCの初診を受診してきました。

初診は院長先生でした。

血液検査等をして、次周期から採卵となりました。


2023.4月

採卵周期です。

通院が憂鬱と言う方もいらっしゃいますが、採卵までの通院は割とワクワクした気持ちで通院出来ます。何個育つかなとか期待をこめているんだと思います。

血液検査の結果、クロミッド5日+ゴナール150(計2回300単位)で刺激をしていくこととなりました。

しかし、クロミッドを服用しつつ1回目のゴナール150の注射をお昼に打ったところで、事件発生です。

その日は土曜日で、主人と長男でサッカー観戦に行ってくれていました。(私に自由時間をくれるために2人で出掛けてくれました)

その日の主なイベントは試合終了後の夕方からピッチ内でボールを使って親子で遊べるというものでした。

そこで主人が芝生に足をとられて転倒、肩を痛めたとのこと。連絡をもらい迎えに行くと、歩くのもやっとという状態の主人…


なんとか帰宅して、急いで病院を探します。

ちょうどゴールデンウィークに入った日の夕方というのもあり、なかなか病院も見つからず…。

やっと見つかったクリニックでレントゲンを撮って見てもらったところ、鎖骨骨折…ガーン

手術が必要になるけど、ここで手術は出来ないから、市立病院に紹介状書くから後日行ってとのこと。

(結局ゴールデンウィーク後に入院手術となり、無事に退院しました)


KLCについては電話をし今の状況を伝えます。

主人の初診面談がまだだったのでそれが必要なことと(当時は状況も状況出しオンラインでもオッケーと言われた)と精子の持ち込みさえ出来れば採卵できるんじゃないかとのことでした。

私もそれでいけるかなとも思いましたが、主人の痛がり方などを見ていると、それをさせるのは余りにも酷だなと、、、こんな状況で採精してもいい結果は出ないのでは、、、。

今週期は諦めるしかないかと決断しました。


KLCにはその旨を伝えて、

私の身体については既に卵巣刺激をしてしまっているのでピルを飲んで調整をするということになりました。


私の予定では順調にいけばゴールデンウィーク中に採卵だな(仕事休まなくていいし素晴らしい日程だ!)と思っていたのが一気に崩れました…。

『長男と遊びに行ってくれたのはありがたいけど今!?なんで!?』、『注射ももう打っちゃったのに…せめて注射打つ前だったら…、一周期ムダになった…』などマイナスの感情や、主人へのやり場のない怒り(心配ももちろんしてましたが気持ちはぐちゃぐちゃでした💦)が出てきました。



そしてこの鎖骨骨折事件は一年たった今でもしこりとして胸の中に残っています。

タラレバですが、この時に無理やりにでも採卵していれば、今こんなツラいことにはなっていなかったんじゃないかって…。