こんにちは、すずまゆです。
現在40代前半、”プレ更年期”の足音も聞こえてきた、ゆる~く働く母です。
2人の娘は、小学3年生と小学1年生。2月からそれぞれ別々の塾で中学受験と高校受験の準備のために通うことになりました。
今回は小3長女が早々に中学受験を諦めて高校受験にシフトした話を書いてみたいと思います。
長女は「良くも悪くも”普通の子”…よりも少しマイペースな子」でした。
ひらがなの読み書きができるようになったのも、学研教室に通いだして、やっとやる気を出した年長の1月ごろ。
さらに不幸なことに、入学して早々に2か月間休校になった世代。学校での学習のスタートは、大量のプリントの宿題だったのです。
ひらがなの正しい書き方を私が教え、担任の先生の厳しめ(!?)のお直しで赤がいっぱい。
この時点で気づいていました…先取りや勉強に対する上昇志向が低めだということに。
中学受験には
- 精神的にも学力的にも早熟な子
- 勉強が好きで学校の勉強以上のことをやりたがる子
- 自己管理ができる子
- 身体が丈夫な子
が向いているといわれています。
長女を分析してみると、体が丈夫な以外は当てはまりません…。
それでも、ほんの少しの希望を持って、小学3年生になった6月、全国統一小学生テストを受けました。
結果は…まさに惨敗というしかない結果。
吹っ切れたので、今だから公開できますが、
偏差値は30台でした
諦めの悪い私は、小2から某大手塾に通塾中の幼なじみちゃんママに誘われ、公開模試も申し込み。
やっぱり惨敗
自己採点は25%程度しか取れてないようでした。
しかも、成績が悪すぎたからなのか見込み客とも思われず、結果の連絡や返却すらなかったのです。なんでやねーーん
(半年以上経った今も何の連絡もありません)
またまた幼なじみちゃんに誘われ、幼なじみちゃんが通っている塾とは違う大手塾の夏期講習に通うことに。
最後の賭けです。
夏期講習は「1学期の復習」という名目でしたが、それはその塾で1学期にやった内容の復習。
学校ではやっていないかけ算・わり算の筆算、習ってない漢字、レベルの高い読解…。
「習ってないことばっかりやー!」
と怒り、泣きながら宿題をしつつも何とか食らいついていこうと頑張っていました。
(最終的には。わり算の筆算もなんとなく理解したようです)
学校での学習内容は難なく理解できている長女。上には上がいるのはわかったけど、中学受験の勉強は自分がやりたいことや得意なことではないな、と思ったようです。
そして秋…。
次女の”付き添い”として再び全国統一小学生テストを受けましたが、またもや惨敗
「二度と受けない!」
さすがにちょっと私も反省しました。
どん底まで落ちた長女のプライドを回復させるために
「じゃあ、中学受験しない子が行く塾のテストを受けてみる?」
と某大手塾の「高校受験コース」の小学生統一テストを申し込みました。
これが、吉と出ました!
学校と学研教室の宿題をコツコツとやり、基礎学力はきちんとついていたらしい長女。いままで受けたどんなテストよりも良い成績でした!
上位30%圏内に入り、新小4からの入塾資格もゲットです。
「高校受験なら頑張れる!」と妙な自信もゲット
「中学受験をして、中高一貫でのびのび6年間で将来に向けて準備をしたほうがいいかも?」と、軽い気持ちで勧めたチャレンジはあえなく終了。
早々に高校受験に照準を当てた学習方法にシフトチェンジです。
子どもは親の所有物でも、作品でもありません。
いろんな可能性を模索して、選択肢を広げるために情報収集したり、アドバイスしたりするのが親の仕事だと感じた、半年の出来事でした。