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ヤクルトVS広島戦でアウトがセーフ!コリジョンルール初のビデオ判定

2016年3月16日6時0分  スポーツ報知

  • 2回2死一、二塁、会沢の左前打で二塁走者・松山〈44〉が本塁に突入。タッチアウトの判定になったものの捕手・中村のブロックがビデオ判定で反則となり生還が認められる
 
 
 
  • クロスプレーの判定が覆り、審判に説明を求める真中監督

 ◆オープン戦 ヤクルト1―8広島(15日・神宮)

 本塁での走者と捕手の衝突を防ぐ新ルールとともに今季から導入された本塁クロスプレーでのビデオ判定が、初めて行われた。両軍無得点の2回2死一、二塁、会沢の左前安打で本塁を狙った二塁走者の松山がタッチアウト。だが、審判団がビデオを確認した結果、捕手がブロックしたと見なされ判定がセーフに覆った。アウトなら無得点だった広島は、この回一挙3得点。ペナントレースでも、クロスプレーが勝敗の行方を左右しそうだ。

 責任審判を務めた森二塁塁審のマイクの声に、歓声と悲鳴が交錯した。「ビデオ判定の結果、セーフとします。2死一、二塁から再開します」。今季からコリジョン(衝突)ルールが導入されたことに伴い、検証のため、本塁クロスプレーでもビデオ判定が行われることになった。その初めてのケースで同ルールに抵触したとみなされ、ジャッジがアウトから覆った。

 発端は、2回2死一、二塁で広島・会沢が放った三遊間を破るヒットだった。二塁走者の松山は一気に本塁を狙ったが、ヤクルトの左翼・山崎の送球がやや三塁方向にそれた。捕手・中村はホームベースを空けていたが、返球に合わせて体は自然と走路へ。さらにショートバウンドした球を一度こぼし慌てて拾ったため、右膝を折るブロックの体勢となってしまった。

 広島・松山「中村が正面にいたから正直ビックリしました。でも真っすぐに突っ込むしかないので」

 ヤクルト・中村「一度ボールを落とした自分の責任。とっさにボールを拾い直してタッチにいったのが、ブロックになってしまった」

 山口球審が一度タッチアウトを宣告したため、ヤクルトナインは一塁ベンチに引き揚げていた。だが、ビデオ映像を確認した森二塁塁審は「あのプレーはとにかくブロック。送球がそれて、走路に入った動きはやむを得ないけど、落球した後でブロックしたため、走者が生還できなかった。今日の映像をすべての審判員と共有することになると思います」と話した。

 1点を先制し、なおも攻撃中で試合再開となった広島は、なおも2死一、二塁から安部の左翼線二塁打で2点を追加。問題のプレーで抗議に出た緒方監督は「逆の立場だったら、投手の心理状態、細かい動作に影響があるはず」と相手先発の館山を思いやった。

 捕手の中村には審判から警告が出された。警告2度で退場になると知った真中監督は「キャッチャー2人のチームで、ああいうプレー2回で退場だと厳しい。流れの中のことで悪質とは思えない」と、ペナント争い本番を前に問題提起した。

 

 

 

 

昨日、テレビで視たけど

 

これが、反則?

 

いやぁ、驚いた…

 

 

普通のプレーなのに…

 

キャッチャーは大変だ

 

長年やってきたことが、反則って…

 

 

そう簡単には、直せないだろうなぁ

 

頭でわかってはいても、いざとなったら

 

体が反応するだろうから…