
基本的に勉強は苦手で
当然のように、成績も悪くて
まったく取り柄もない中
一つだけ、高校の科目の中に
「計算実務」っていう科目があった
たぶん、今はないんだろうけど…
基本は、そろばん
そろばんを習った人ならわかるだろうけど
3級以上にある「応用計算」のような問題が
主な勉強内容
当然ながら、そろばんができないと始まらない
得意ともいえないけど、そろばんは小学校から習っていたので
それなりには、できた。
先生が教室に入ってきて
規律、礼、着席の流れが終わると
おもむろに、「しまえ!」の一言
これは、授業のために机の上に出してある
教科書やノートのことを指す
鉛筆とそろばんだけを残して、すべてしまえと…
先生が、プリント1枚の問題を配り、
「始め!」の一言でテスト開始
これが、ほとんどの授業時間で、行われた
内容は、そろばんでの普通の計算なのだが
そこは、経験者とそうでない者の差が歴然
自分のように、少しでもやってきた者は、苦にならないけど
やってきてなかった者としては、苦以外の何物でもなかったという
当然、成績もそれなりに良かった
検定試験も合格することができた
珠算部にも、誘われた(^_^;)
珠算部には、当時、男子も数名いたのだが
レベル的には、ちょっと…と、同じクラスだった、部長が言ってた(笑)
このときだけだなぁ、授業が楽しいと思ったのは…
あとは、散々だからね…酷すぎる
まぁ、部活ばかりやってたから仕方ない…
と後に、自分に言い聞かせてたもんだ