井上尚弥選手の強さとは

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先日、井上尚弥選手が、WBA世界バンタム級のベルトを獲得して3階級を制覇しました 

そして10月からWBSSバンタム級最強トーナメントが行われる予定です 

ここでもその強さを見せつけ、頂点に立ってもらいたいです 

ちなみに私もチケットの予約をしたので、非常に楽しみです^^ 

 

井上尚弥選手の試合を観ると、「強ぉ!」と思わず声が漏れてしまうほど 

強いです 

ではその強さは一体どこから来ているのでしょう? 

 

私は井上尚弥選手は、世界でも数少ない 

【重心・背骨】を使って戦う事が出来る選手だと思います 

ほとんどのボクサーは右軸、左軸の2つを使いパンチを繰り出し 

ディフェンスも行います 

日本の指導でよく言われる、右の股関節にのる、左の股関節にのるという指導が 

この戦い方を作り上げている一旦であるとは思います 

左の股関節に体重を乗せ、左軸からのモーメントを使って右ストレートを放つ 

というのが、多くのボクサーに共通する体の動きです 

この2つの軸を行ったり来たりしながら戦いを行っていきます 

2つの軸が離れてしまうと、モーメントが大きくなり、動きが遅くなってしまったり、相手のパンチが入ってくるスペースが出来てしまうので、パンチをもらいやすくなります 

ですからこの2つの軸が離れないようにキープして、軸の幅を狭くして戦う事が出来る事 

が大事で、それが出来ている選手が、日本チャンピオンになったり、世界チャンピオンになったりしています 

 

しかし、2つの軸で動いている選手は【重心・背骨】を使って動く事が出来る選手と戦うと 

手も足も出なくなります 

【重心・背骨】を使って動く事が出来る選手は、2つの軸の行き来で動いているわけではないので、3Dで360°どこからでも入ってくる事が出来ますし、どこからでもパンチを打つ事が出来ます 

これをやられてしまうと、2つの軸で動いている選手は対応出来ません 

何人かの日本人世界チャンピオンが、パンチが全然見えていない相手と戦い 

今までの連勝記録を止められてしまうという事がここ数年で何回か起こっています 

 

疲れてきても2つの軸の距離が離れず戦い続けれる能力は素晴らしいのですが 

【重心・背骨】を使って動く相手が来てしまうとどうしようもないという感じです 

「苦手な相手だった」の一言ですませてしまってもいいかもしれませんが、今の世界のビッグネームの選手はみな【重心・背骨】を使って動くことが出来る選手ですので 

目をつむっていい所なのかどうなのかは微妙な所です 

本当にメジャーな階級の強いチャンピオンになりたかったら、獲得しておいた方がいい能力なのではないでしょうか?目指すだけでも、プラスに働く事は明確ですからね 

 

今の日本人選手のなかでは唯一、井上尚弥選手だけが【重心・背骨】を使って戦う事が出来る選手だと思います