感動したのは彼の「死に様」ではありません | 真理はきっと猫とロックの中に

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ライターの鈴木トシロウです。
猫が好きすぎる・ω・)

 

ども。

鈴木トシロウです。

(猫が好きすぎる・ω・)

 
 
 

2023年に74歳で亡くなった

シーナ&ロケッツの鮎川誠。


出典



彼は膵臓がんで

余命5カ月の宣告を受けましたが
「死ぬまでに1本でも多くライブをやりたい」
という想いから

 

病気を公表せず
全国各地、ここ数年で最多のライブを

行いました。


しかも彼のギター、

レスポールはめちゃくちゃ重い。

例え健康でも74歳で長時間、
ライブで使用できるようなものではありません。

それでも亡くなる1か月前、
実際にライブを見た人は
「重い病気を患ってる風にはとても見えなかった」
と話してました。


ついには体調不良を理由に
ライブをキャンセルすることになってしまいますが

生涯、ライブをキャンセルしたのは
この時だけ
なのだそうです。



最期の1カ月間は医師の治療の下、自宅で療養。

ライブ復帰を目指して回復に努め、
亡くなる直前まで
次に出すアルバムの選曲を考えていた

とのこと。


長女の鮎川陽子さんは、


「お父さんは

世界一かっこいいロッカーでした。
応援してくださった皆様、

ほんとうに感謝しています」


とSNSに投稿しました。








とても胸を打たれました。

だけどぼくが感動したのは
彼の「死に様」ではありません。



「どんな最期を迎えたか?」は
重要ではありません。

また
「何を遺したか?」
「どれだけ愛されたか?」
も重要ではありません。



そうではなく、

例え死と直面しても
「今、自分にとって大切なこと」を
一途にやり続けたことに感動しました。



本人にしかわからない、
計り知れないほどの恐怖や葛藤があったはずです。

それでも、

何があっても変わらず
自分を生き続けたことに感動しました。











また鮎川誠は
「Keep A Rockin'」(ロックし続けろ!)
言い続けました。


生きる力をくれるのがロック
「この人 生きてるなぁ~」ってのがロックな人

だと個人的には思います。

ただひたすら、
自分を生き続けることが
たくさんの人に生きる力を与える
パワーになることを教わりました。



何があっても
自分を生き続けたこと、

年齢も病気も言い訳にせず
「自分にとって大切なこと」を
ちゃんと大切にし続けたこと


とても尊敬するし羨ましく思います。









だから「Keep A Rockin'」

「今」の「自分」を生きよう。

今、自分は
どうしたい?どうしたくない?
何が大切?何が嫌?
何を選ぶ?何を選ばない?


ただそれだけ。
難しいことは何もない。

難しくしてしまうのは
いつでもぼくたち自身なのです。



嫌われたくない
怒られたくない
傷つきたくない
揉めたくない


わかります。
そりゃそうです。
100%同意です。


だけど

嫌われないことが
怒られないことが
傷つかないことが
揉めないことが

それがぼくたちの人生の目的でしょうか?
その先にあなたの笑顔はあるんでしょうか?


絶対に違いますね。


自分自身が諦めなければ仲間は必ずいる。
自分を生きることが誰かの生きる力になる。

だから、今の自分を生きるなら
その先には必ず笑顔があるんです。









「黙って我慢してれば
これ以上、悪くなることはないぞ」


そんな悪魔の声に操られないでください。



そうじゃない!
そんなのはあなたじゃない!

 

 

誰かの期待の声じゃなく

自分の心の声に応えよう。


「今」の「自分」を生きよう。
生き続けよう。

 

ぼくもまだまだ道の途中です。

共に行きましょう。

 

Keep A Rockin'!にっこり

 

 

-おわり-

 

 

 

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