僕の目 | ドランクドラゴン鈴木拓ブログ「相方に捨てられるその前に・・・」by Ameba

僕の目




最近のカメラ付携帯は凄いです





いろんな機能がついています





中でももっとも凄いと感心した機能があります





スマイル機能というやつです





カメラが人間の表情を感知して笑った時にだけシャッターをきるという機能です





機械が人間の表情を読み取るんです





僕は「カメラに写るのに笑顔じゃないといけないのかな?自分が感じた気持ちを表せばいいんじゃないかな?」と自分が笑顔に自信がないので言い訳がましくイチャモンつけながらも文明の力に驚きを隠せませんでした





つい先日のことです





近所のコンビ二に行くとたまたま僕に気付いた男性が写真を撮らせてくれと言ってきました





「自動ドアのセンサーにさえも気付かれにくいのによく見つけたなぁ」とその男性に感心しました





その彼は最新式のカメラ付携帯を出して僕1人を撮りました





パシャという機械音とともに画像を眺めた彼の顔が一瞬だけ曇りました





というのも彼のそのカメラ付携帯は顔認識をして人の表情を読み取るのです





しかしごくたまに写真を撮ったあとに文字で軽い注意書きが出るそうです





この時も注意書きがでました





僕はその注意書きを見て驚きました





被写体が「瞬き」をした可能性があります!とでています





しかし僕は瞬きなんてしていないのです





僕の目があまりにも細いためにカメラ付き携帯が変な気をまわして勝手に瞬きをしていると決めつけたのでした





心外です





僕はしっかりと目を開けてレンズを覗いているんです





そういえば学生時代にこんなことがありました





僕は一番前の席で熱心に先生の話を聞いていると僕と目の合った先生がみるみる顔が赤くなりました





そしてそのあとに僕に怒りながら一言言いました











「寝るなー!」





僕は寝ていません





僕は一番前の席で寝るほどの度胸は備えてはおりません





しかしそんな時にいくら「寝てない!」と反論したところで火に油を注ぐのは目に見えてます





そんな時は決まって僕は反論もせずに「すみません」と謝ることにしていました





そんなことが何回かありました





また友人たちからはこんなことも言われました





その目の細さでも見えるんだ?





彫刻刀で彫ったみたいな目をしている





爪楊枝の幅のほうが広いんじゃないか?





などとみんなは僕に助言をくれます





ことわざに、こんな言葉があります





目は口ほどにものを言う





もともと僕はものを言わないほうですがこの様子だと目も言わないことになりそうです





ものを言わない僕は芸人には向いていないと思います





しかしこんな僕でも生きていこうと思います