ドッキリ
僕は母によくドッキリ的なことをしかけられます
お風呂から出てきたら部屋が真っ暗なので電気をつけてみると変なカツラをかぶった母が立っていたり
抹茶ケーキを作ったというので
抹茶ケーキをたべたら抹茶の部分をワサビに代えられたり
さまざまなイタズラをしかけられました
中でもひどいのが中学の遠足の時親がお弁当を作ってくれました
その日、僕は遅刻しそうになって急いでました
母が弁当を作ってくれリュックにお弁当を入れてくれました
僕は「普段はお弁当をリュックに入れてくれることなんてないのに珍しいな!」と思いました
遠足も午前中の工程も終え
いよいよご飯タイムです
お弁当を開けて食べようとしたら中身が入っていません
入っていたのは
紙と五百円玉が入っていました
その紙には
「これで何か買いなさい!」と書いてありました
僕は遠足に来てしまってるし買い物をすることはできません
その時は自分で前もって買ったお菓子で飢えを凌ぎました
僕はそのせいで、あだ名が「置き手紙」となりました
母は今だに僕にドッキリを仕掛けます
今の母のドッキリは多額の借金です
ただその額を見て一番驚いたのは母、本人でした