努力しました・・・ | ドランクドラゴン鈴木拓ブログ「相方に捨てられるその前に・・・」by Ameba

努力しました・・・

僕は生かされてます



よく僕のことを褒めるために塚ちゃんのことを、ひきあいにしてをけなす人がいます



そう言う人は塚ちゃんのことを誤解しています



そして僕のことも誤解しています




たとえば僕がコントでツッコんでいるのは自然な形でウマいと言っていただいたり




リアリティーがあるとごくたまに褒めていただくことがあります



あれはネタあわせの時に塚ちゃんが全部僕にツッコミの部分をやって、  その後に僕が塚ちゃんのように近ずけて行きます



それでも完璧にはできません



塚ちゃんが、やったやつよりランクが下がったのを僕が実演し



みなさんにお届けしていることになります



バライティー番組で僕がたまに破壊的なボケをかます時があります



そんな時は塚ちゃんの口元を見てください



こっそり僕にそのボケを教えてくれてます








ややウケの時やスベってる時は見なくていいです







塚ちゃんは何も言ってません








だいたい僕が勝手に言ってスベってるだけです




なので僕は塚ちゃんに生かされています








さて、今回もあまりにも塚ちゃんのことを褒めるのは普段の感謝も意味もあります



しかしそれだけではございません



これにはあるカラクリが巧みに組み込まれています









たまにこうして塚ちゃんを祭りあげていないとギャラを折半してくれなくなるかもしれません




「なんだ!俺が全部プロデュースしてんのに!   



ギャラは折半は止めだ!俺が働いた金は俺のものだ!」








と当然の権利を言い出したら、たまったものではありません、ので今日のところは褒めておきます






このお笑いという仕事は難しいもので努力して面白くなるというものでもございません



何を努力したらいいのかわからないのです



もともと僕は努力は惜しまない人間なんです



高校時代はサッカー部に所属していました



僕が今までに一番努力したことが高校のサッカー部でした



朝は誰よりも早く朝練にいき



夜は誰もいなくなり暗くなってボールが見えなくなっても



黙々と練習をしていました



サッカーがうまくなるなら、なにもいらないし



悪魔に魂を売ってもいいと本気で思っていました











しかし今やってるお笑いと同じように万年補欠でした



ただその努力は顧問の先生は知っていました



高校最後の大会のことです



僕らの高校がもうほぼ負けが確定している状況になりました



4-1でした



サッカーで4ー1まで差が開くとなかなか逆転はできません



その時に補欠の三年生が呼び出され「三年間良く頑張った」的な感じで記念に試合に出されることがあります




案の定、補欠だった三年が呼び出され



1人、1人監督から戦略を言われています



みんなは万感の思いをこめ目に涙浮かべています



僕も三年間練習や試合、同じ部員と毎日楽しく過ごしたことが走馬灯のように過ぎていきました



最後はこのままいけば負けるのは確実だが



僕の持てる力を出し切り失敗しても三年間の集大成をみせると心に誓いました



そして先生が僕に戦略を言うために呼び出しました











「よし!お前はおれの肩を揉め」












最後も試合に出れずに先生の肩揉みをしました










僕は3年間の集大成を監督の肩揉みであらわしました







努力は報われないこともあります