突然ですが、私は(このブログを書いている鈴木商事勤務の私は)、
いわゆる「八方美人」というやつです。
人に嫌われたくありません。
できればいろんな人からちやほやされたい。
ちやほやされなくても、せめて嫌いにならないでほしい。
なんなら好きでいてもらえたらすごくうれしい。
そういう気持ちが強い人です。
しかしながら、人の心は簡単に思うようにはなってくれません。
好きになってほしいとはいっても、実際のところすぐに自分を好きになってくれるなんてこと、
魔法でも使わない限り難しいことだと思います。
難しいことではありますが、実は人に好きになってもらえる、科学的に立証された方法があります。
みなさんテレビかなんかで「好意の返報性(へんぽうせい)」という言葉を耳にしたこと、ありませんか?
心理学を学ぶと、教科書の最初の方で学ぶとっても有名な現象です。
簡単に言うとです。
「人は、自分を好きになってくれた人を好きになる性質がある」
ということです。
ある日突然、友達から「A君って、あなたのこと、好きらしいよ!」という噂を耳にしたとしましょう。
それまで何とも思っていなかったA君のことを急に意識したり、面と向かうとドキドキしたり、
顔が赤面してしまったり……いわゆる「意識する」という状態になることってありますよね。
「好きだよ」というメッセージを直接でも間接でも伝えられると、人はすくなからず相手を「意識する」
ようになります。
もっと言うと、この「意識する」状態は軽い「好きかも」という状態とイコールです。
これを利用して考えるなら、人から好かれたい、嫌いにならないでほしい、と願うならば、
「自分から相手に『好き』な気持ちを伝えればよい」ということになります。
自分を好きになってくれた相手を、人は嫌いにはなれません。
ですが、実際の生活でいきなり「君のこと好きだよ!」という言葉を言ってしまうのは、
相当空気が読めないか、勇気のある人のする行為ですね。
なかなか難しいことだと思います。
ならばどうするか。
簡単です。
自分がこの人と仲良くなりたいな、好きになってほしいな、という人に対して、
「やわらかいポジティブメッセージ」を送ればいいのです。
「やわらかいポジティブメッセージ」っていうのは、難しことではありません。
好きな人に対して、日常コミュニケーションの中で伝えるような普通の言葉を伝えるとよいということです。
具体的には、「ありがとう」「助かったよ」などの感謝の言葉、「すてきだね」「すごいね」などの誉め言葉、
「がんばってるじゃん」「それ、すごい大変だったでしょ」などのねぎらいの言葉、
そういうことをたくさん伝えるのです。
自然と距離も縮まりますし、相手から好意を返してもらえるようになります。
さて、これを実践するかどうかはみなさん次第です。
信じるも八卦、信じないも八卦。
あ、そういえば、うちはガス屋さんと油屋さんでしたね(笑)
最近はIH流行りで、LPガス製品はなかなか苦戦を強いられているのが現状です。
みなさんにガス製品とそれを扱う会社のこと、少しでも好きになってほしいなあ。
ということで、これを最後まで読んでくださったみなさんに「やわらかいポジティブメッセージ」を。
こんな駄文を最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。
宣伝抜きで、人の書いたものを最後まで読んでくれる気の長さとやさしさは、とても素敵だと思います。
世の中短気な人が多いですが、我々も皆さんのような気の長さを見習って、
息の長い粘り強い商売をしなくてはと思います。
本当にありがとうございました。
おあとがよろしいようで。