Web学習塾 The Strokes 涼木です。
今日は【英語×記憶】についてお話です。
専門用語は出来る限り減らしてざっくりと話をしてみますね。
記憶には、3種類あると思ってください。(今回は)
1,意味記憶
小野妹子は遣隋使だ、応仁の乱は1467年 みたいな記憶です。
2,エピソード記憶
修学旅行、どこに行って、何をしましたか? 思いだしてもらえますか?
今、思い出してもらったような記憶 がエピソード記憶です。
(似たような話が2014年の東北大の大問1で出題されてます)
3,手続き記憶
自転車の乗り方みたいな感じ
体で覚えているみたいな記憶ですね。
なんで、こんな話をしているかというと
自分は英語が「手続き記憶」で処理されていると感じているからです。
いちいち英単語の意味を思い出して、それを英語に当てはめているうちは
日本史と同じなんですよね。
意味記憶で処理している事になります。
そんな状態ではリスニングなんて絶対解けませんよね。
英文を速く読めるわけがない。
共通テストの英語で時間が足りないよ~ってなってしまいます。
それじゃ、ほんとダメです。
その領域を超越して欲しい。
たくさん英語を浴びて
たくさん音読して
筋肉を鍛えるように、英語を訓練して欲しい。
ペンを持って勉強する感じじゃないんですよね。
音読しながら、英文の意味を取る訓練を取り入れてください。
そこを鍛えることで英語の伸びがみられる。
そう感じています。
いくら英単語を覚えても
いくらネクステやアップグレードを10周しても
方向性が違うんです。
それではボクシングのチャンピオンになるために、本を読んで、筋トレだけしてるようなものです。
あくまでも英語を手続き記憶で処理できるよう、
それを意識して勉強して欲しいと思っています。
今日3時間英語の勉強をしたとしても、それがひたすらワークを解くだけだったり、英単語を書くだけだとしたら
頑張った割に成績が伸びなかったという結果になる可能性が大きくなるでしょう。
音声を聞き、それを理解する。
音読しながら英文の意味を掴む。
訓練のような勉強を中心にやってくださいね。
受験生のみなさん、頑張ってください!