本日は、斎藤一人さんの
『斎藤一人 人生がつらくなったときに読む本』を読んで、

素敵なお話がありましたので、シェアさせていただきます。

 

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「病気が早く治る人」と「なかなか治らない人」の違いって、何だと思う?


それはね、人から体調を聞かれたとき、
どう答えるかなんだよ。

 

例えば、ある病院に、
二人のおばあさんが入院しているとするよね。

 

二人とも、同じ病気を患っていて、
病気の進行具合も同じなんだよ。

 

お見舞いの人が、
「あばあさん、体調はどうですか?」って聞いたとき、

一人のおばあさんは笑顔でこう答えたの。

 

「おかげさまで、昨日よりだいぶ良くなりました」

 

もうひとりのおばあさんは、顔をしかめて、こう答えたんだよ。

 

「お腹の痛みは治まったんだけど、まだ腰が痛くてね…。
これ、いつになったら、良くなるのかしらね?」

 

この二人のおばあさんは、どちらが早く治ったと思う?

 

「おかげさまで、だいぶ良くなりました」って
答えたおばあさんの方が、
治るスピードがずっと早いんだよ。

 

病気が良くならない人の特徴って、
「まだ、ここが…」って答えるの。

 

自分の体調がいちばん良かったころと比べて、

「あそこが痛い…」「ここが痛い…」って、

痛いところを探しては、
ずーっと言っているんだよ。

 

痛い痛い…って言ってる方もイヤだけど、
聞いてる周りの人もつらいよね。

 

いくら自分が痛くても、
人の気持を暗くするようなことばかっかり言っている人って、
天が味方してくれないよ。

 

天が応援してくれるのは、
治ったところを見つけて感謝して、

「おかげさまで」って言える人なんだよ。

 

「おかげさまで」という言葉は、
漢字にすると「お陰さまで」になるよね。

 

これって、
「陰で動いたすべての力に感謝する」
っていう意味なの。

 

いま自分が生きているその裏で、
たくさんの人の力が働いているから、
生きていられるんだよね。