普通に動いているファイナルなんですけど
キャブレターのオーバーホールのオーダーを頂きました!
仕上がりは現状以上を目指して作業したいと思います
通常4気筒の工賃は32000円からで行っておりますが
今回他にもオーダー頂いたのと、冬得って事で
30000円で作業したいと思います!(調整料別)
正直二次エア装置など、ぎゅうぎゅう詰めで、
エアクリーナーのフタも簡単には外せません
スマートに脱着する為には、あちこち順を追って外して
行かなければならないので、
脱着料だけで30000円頂きたい位です
まっ!日々修行ですよ
タンクを外すだけでも色々と気が付く所が出て来ます!
インシュレーターはBOX内部から抜いちゃいました!
インマニなどのバンドのネジは全て締め過ぎ状態だったので
一度は分解されてるキャブレターと言う事が分かります!
エアベントホースが固くなるのは分かりますが
既にジョイントも割れ外れかけておりました!
古くなって来てゴム類が劣化するのは当然ですが
全て交換すると予算もかさむので、交換部品の判断に苦労致します
バンドでBOXを手前に引いて
無事
摘出完了です!
この時のポイントは
ガソリンを抜かず最後にフロートチャンバー室内の状況を確認する事です
なので作業中は倒したりひっくり返したりしない様に気を付けます!
ひっくり返すとガソリンがダイヤフラムなどに付着してゴムを傷めるので要注意です
この様な状態でフロートチャンバーを外します!
中の状況が見えます!
茶色っぽくて微粒子が集まった物が
タンクから少しずつ流れ蓄積したサビ!になります!
これでタンクに多少の錆が有る事が判断できます!
始めにガソリンを抜いてしまうと気が付かない事も有ります!
微粒子なので大丈夫でしょう!と思う方も居ると思いますが
この程度でもフロートバルブのコンディション次第では
オーバーフローを起こしたり、スロー系統の様な細通路は
徐々に詰まって行きます!
特に原付など排気量の小さい物だと、
はっきりとパワー不足を感じます!
スロージェットも目視しながら、少しづつエアブローして確認致しましたが
実際詰まっている所がありました!
この様に現状を予測出来ます!
では長いので
つづく