こんにちは。
すみません、着物ネタではありません。
いろいろな死の迎え方がありますが、
平均寿命まで生きられて、まぁまぁ健康であったら。
それは、すごく幸せな事ですね。
なぜなら、棺の中のお顔がすごく美しく、安らかなんです。
私自身、5か月で流産した赤ちゃんがいたり、
親戚の叔父さんが溺死したり。
そんな経験していたら、なおの事思います。
おばあちゃんは、病院で亡くなり、
ご遺体は、我が家に戻ってみえて、一晩、家族と一緒に過ごしました。
(最近は、病院から直接葬儀会場に運ばれる場合が多いそうです)
翌日、納棺の儀。
係の方が我が家に来て下さり、あの世に行く為の身なりを整えて下さいました。
私、『旅立ちの着物は、白』と思っていたら、特に決まりはないんですね。
「故人のお気に入りの着物でいいですよ」
とおっしゃってみえました。
ちゃんと、足袋も履かせて下さり、入れ歯のかみ合わせも整えて下さってました。
(死後硬直してみえるから、大変だと思います!)
棺に入ったおばあちゃんは、通夜&告別式会場へ。
通夜の晩も、ご遺体を一人ぼっちにするとかわいそうなので、だれかが控室に待機。
(今回、おばあちゃんと泊まったのは、夫ひとりでした)
隣の控室からは、一晩中、木魚の音が聞こえて、大変だったそうです。
(弔い方も、各家庭でさまざまですね)
告別式も終わり、焼き場へ。
小2の娘は、ご遺体になってからのおばあちゃんを、正視する事出来ませんでした。
怖かったそうです。
でも、お骨になったばあちゃんは、正視していました。
よくわかりません・・・。
その日に、初七日も無事に営むことが出来ました。
ニュースで、
事故や事件で亡くなる方をみるにつけ、おばあちゃんみたいな死に方をしたいなぁ、と思います。