クルミ姉さん⑤元気です
若い頃のクルミ姉さん
ロングコートがご自慢で、お出掛けすると、出会った人に駆け寄り「かわいいねぇ~」の一言を待っていた。
その一言を聞くと大喜びで母ちゃんの所へ満面の笑顔で帰って来る子でした。
歩くのが大好きな子でした。
そんなクルミが突然歩けなくなる、考えてもいなかった事です。
ロングコートをカットしたのは13歳の頃。
老犬の仲間入りをし、クルミの負担を減らそうとの決断でしたが、あのままロングコートだったら・・・クルミの足の異常に気付くのが遅れたと思います。
今現在、クルミは元気に過ごして居ます。
ダイズやマオがぶつかっても耐える力も有ります。
ただ、さっきまで歩いてたのに、急に歩けなくなる事が有ります。
半日程で元に戻りますが、そのタイミングが今一つかめない。
その原因が解ればと観察中です。
クルミにとって幸いだったのはネックバンドに出会うのが早かった事。
多分、筋力も落ちる事無く次のステージに進めたんだと思います。
ネックバンドの効果が薄れてしまう・・・そんな不安も有りますが、一日一日、クルミを見守る事しか出来ないのが現実です。
今年17才を迎えるクルミ。穏やかに老後を過ごせる事が出来たら、それだけを願って居ます。
クルミ姉さん④歩いた日
ネックバンドを装着するまでは夜中に何度も起きて大騒ぎしていたクルミですが、朝までグッスリ寝てくれるようになりました。
ただ、這いずってだけど動けるようになり、仕事から戻り、いろんな場所で力尽き唸ってるクルミを見ると不憫でなりませんでした。
時間があれば娘もお世話に来てくれましたが、どうしてもワンズだけになるのは仕方無い事です。
そんな時はいつも「マァちゃん、お願いね」と声掛けして(マオに何が出来る訳でも有りませんが)そうでも言わないと、クルミを残して仕事に行くのはちょっと辛かった・・・
後ろ足の力は戻りつつ有り、前足に力が戻ってくれれば、と思っていたら
12/23 ダイズと共に朝から下痢。
一先ずビオフェルミンを飲ませウンチを持って病院へ。クルミのウンチには少し血液も混じっていましたが、多分大腸の炎症でしょう。このまま嘔吐が無ければ大丈夫です、との事。
嘔吐があれば膵臓の炎症らしく検査が必要と言われましたが無事回復。
12/24 ご機嫌でコソコソ良く動く
が、ウンチ出ず。先生の指示で昨日あまり食べて無いからか❓
またまた心配❗
12/25 朝、台所仕事を終えリビングに戻るとクルミがフラフラして歩いてる。
その時は「クーちゃん、何してるのかな❓」等と思いボォーと見てたけど、「エッ❗歩いてる❓」っと驚き、慌てて動画を写しました。
転んでも負けないで
一生懸命にトイレに向って居ます。
が、この頃は滑り止めに敷いた絨毯の先は滑って歩けませんでした
クルミ姉さん③
クルミ姉さんが着けてるこのベルト。
チタン・アルミニウム・プラチナが入った繊維で航空宇宙技術の繊維開発の中で偶然出来上った素材だそうです。
この繊維が直接身体に触れていると(クルミは首の毛を刈りました)
・体幹軸がしっかりし姿勢が安定する
・身体が柔らかくなり可動域が広がる
・消費エネルギーが50%近く削減
等の効果が有るそうです(学会でも発表済)
何とも頼り無さ気なこのベルトが凄かった。
家に戻って直ぐ(12/12)顔に表情が戻りました。
横向き寝しか出来なかったのに腹這いで体を支えられる様になりました。
12/13 足腰に力が戻ったようで排泄が楽になった様子
12/14 後ろ足を動かせる様になり立たせると数秒支え無しで立つことが出来るようになりました。首も持ち上がる
12/17 横向きの状態から自分で腹這に体位を変えられる様になり、後ろ足が立つようになる、が前足は動かずおしりだけが上がった状態
12/18 足元の滑らない安定した所で自力で立ち上がる事が出来ました。
この日からどうやって動くのか見た事は無いのですが、外出から戻ると移動して力尽き、ウーウーと怒ってる日が続きました。大抵は排泄でトイレに向かってる様です。
オシッコも寝たまま垂れ流しだったのに、1週間足らずで移動が可能になった事に、頼り無さ気に見えたネックバンドの力に驚きました