今回は茨城・つくば。
施設一体型小中一貫校である、つくば市立春日学園で出前授業をしてきました。
まず驚いたのが、この卒業式前の忙しい時期に、六年生に出前授業ができることです。
小中一貫校では、九学年中の六年生なので、当然ながら卒業式はまだ先なのですね。
既存の小学校では最年長である六年生の学校内でのポジションが異なるわけですが、全体的な印象としては、インプット能力に長けているなと感じました。
既存の小学校では最年長である六年生の学校内でのポジションが異なるわけですが、全体的な印象としては、インプット能力に長けているなと感じました。
こちら側が言ったことや伝えたいことを即座に理解出来る子供が多かったです。
おそらく、普段から中学生(ここでは七年生から九年生)との触れ合いが多いことが、プラスに働いているのでしょう。
授業後に校内を案内して頂きましたが、創造力が膨らみそうな自由な雰囲気が素敵でした。
今回の授業ダイジェスト映像がこちらから見れます。
電子ドラムの演奏楽しむ つくば、春日学園で出前授業:茨城新聞ニュース
小学校の出前授業をネットで公開できるのはとても珍しいので、是非とも見て頂きたいです。
茨城新聞社さん、迅速な編集をありがとうございました。
出前授業者である私自身の課題は、校内の先生方が誠心誠意をもって育成している子供たちの音楽力に、また違った音楽的要素をいかにブレンドさせるか。
電子テクノロジーを効果的に活用すれば、ありとあらゆる音楽の世界を短時間で知ることができ、それを容易にシミュレーションすることができます。
現場の先生方が柔軟なタイプだと、その良さをすぐさま理解し興味を持ってくれます。
校内の先生方と出前授業者のポジティブな連携は、空気感として子供たちにも伝わり、授業が円滑に進みます。
今回はそんなことを改めて感じました。
先生方、ありがとうございました。
音楽は人生を豊かにしてくれます。
どんどん好きな音楽を見つけて、真似して、自分のものにして、仲間を作って、みんなで音を重ねて、発表して、周りの人を巻き込んでいって欲しいです。
九年間のうちに、自分なりの音楽の楽しみ方を見つけられるはず。
今回の授業で、子供たちが何かしら掴んでくれていたら本望です。