こんばんは!けーさんです🌟
「このひとことを言えば、生徒さんのやる気が出る!そんな言葉、教えてください!!」
この前、ある集まりでそう聞かれたので、思わず、
「そのままでいい」
と答えたら、みなさん首、傾げました(笑)
もちろん、次に書くお話をしたら、今度は首、タテに振られましたけど(笑)
そのお話とは・・・
「生徒さんに、なかなか練習してこない子がいるんです。初めは『練習しなければ、レッスンしないわよ!』と言って脅すと、練習していましたが、そのうち、脅してもしなくなりました💦
こういう時って、どうしたらいいんですか?」
「ああこれ、リセット、ですね」
「リセット??」
「一度、ゼロに戻すんです。練習しなくてもいいよ、そのままでいいよ、ってね」
「は、はあ・・・」
「それで、様子、みて見てください」
で、それから早くも2週間後・・・
「練習してくれました!まだ、上手くはなってないですが(笑)」
こんな調子で、嬉しそうなA先生でした😊
さて、「練習しなさい!」が効かず、「そのままでいいよ」が効くのは、なんでなのでしょうか?!
実は、人間のヤル気は、もともと、100%なんです。
だから、何も言わなければ、やるようにできているんです。
ところが、「あれやれこれやれ」「勉強しなさい!」「練習しなさい!」と言われるたび、ヤル気は70%、 60%・・・と、ダウンの一途を辿ります⤵️
で、結局、0%になり、辞めるんです。
よく「モチベーションアップ」「やる気を出させる!」なんて言いますが、必要ナシ。
好きなことをしていて、周りが何にも言わなければ、ヤル気は勝手に出てきます。
だから、ヤル気ダウンには「そのままでいいよ」が、効くのです。
減っていたヤル気が、チャージされます。
そのあと、火がついたようにやり始めることがあります。
ただし、それは、大人が望んでいたことでは、ないかもしれません。
それでいいんです。子どもの人生ですから!
これ読んでる大人がいたら、もう、子どもを自分の好みでコントロールするの、やめてください。
ただ、読まれているピアノの先生には、そういう方は少ないんじゃないかな?
(なんとなく、わかります)
あ、そろそろ次のレッスンが始まるので、また〜👋