こんばんはお月様

笑顔のピアニストです音譜
 
 

今日の東京は雨で、肌寒い一日でした雨
 
 

そのような中、千葉県我孫子市で、教育についての対談を行いました。
 

 
 
お相手は、弊社学習塾の代表 登丸 春佳さん。
 
 

 
実は、弊社には自前のインターネット放送局があり、教育対談は月一で放映しています。
 
 
 
毎回、内容を進化させたいので、こちらも猛勉強です(笑)ニコニコ




 
 
さて今日は、
 
 

『「こなす子」より「生み出す子」を育てようビックリマーク





昨日のこと。 
とても熱心な少年ピアニスト、Sくん(年長)がレッスンにやってきました。
 

 
どんな曲でもスラスラ弾いてきたSくん、
今回はちょっと悪戦苦闘気味ですあせる




というのも、弾いている曲は幼稚園児にしてはハードルが高い「ソナチネ 7番」。
もちろん、ソナチネを弾くのは初めて。
 
 
発表会に向け、ハードルを上げようアップ
と、難しい曲に挑戦しているのです。
 

 
しかし。。。




年長さんですからまだ手が小さい。
オクターブなんて届くわけがない。
 
 
でもご存知の通りこの曲(第一楽章)は、
右手にたくさんオクターブの跳躍が出てきます。
 
 

 
そこで、親指から小指へ、飛ぼうとしては・・・失敗汗
 
 
また飛ぼうとしては・・・・失敗汗




を繰り返しているのです。
 
 
 

しかし、眼に涙をいっぱいにためてそれでもあきらめずに弾いているSくんを見ていて、
あることに気づきました。

  

 
(この子、教えていないことをたくさんやっている。。。)

 
 
 
その練習方法とは・・・
なんと、自分で編み出したオリジナルの方法だったのですビックリマーク





実はSくんのレッスンでは、どうしても弾けないところが出てきた場合、
私が方法を教えない代わりに「どうしたら弾けると思う?」と質問します。
 
 
そして、弾けるようになるための簡単なワンフレーズの練習曲(エチュード)を
作曲する習慣をつけていたのです。

 

 
自分で、エチュードを作曲する。

 


 
それは、人に言われたことを黙々とこなすより
何倍もクリエイティブなやり方です。






世の中は困難の連続。
学校で教わった知識を記憶するだけでは、とうてい乗り越えられません。
 
 
 
そんなとき、自分で工夫し、困難の乗り越え方を開発する姿勢を
小さい時から身に着けたい
ものですね。

 

 
それは、もはや「知識」ではありません。
 



「生きる知恵」です。

 
 
 
 

ピアノは本当に、人生の縮図だと思いますニコニコ