何度か書いて…
ちょいちょい消して…
んで納得出来ないまま時間が経ってけっきょく更新しないっつーパターンに陥りそう(地元興行でよくやる)でしたがなんとか更新!
そんな宍戸さんの引退、もう一週間も前の話になりますけどね
あ、かなり長くなっちゃってるので先に言っときますね(笑)
自分の格闘技歴の中に宍戸さんってのは要所でキッカケになってる人なんですよ。
22歳の頃ですかね、色々あって気持ちが下降している時に縁あって初めて後楽園ホールのシュートボクシング興行に観に行ったんです。
その時のメインが宍戸大樹vsTATSUJI
当時あった格闘技通信で名前は知ってたから"コレが宍戸かぁ…"なんて、呼び捨てで言ってまして、まぁそれくらい誌面越しの人だったんすな。
んでこの試合、前半押されるも鬼気迫る気迫で逆転、ダウンも獲り圧勝。
この時感じたのは強さだけでなく、結構なダーティーな事もしてた様に感じたんだけどそれがまた凄さに感じましてね。
※ちなみにこないだのパンフレットで、この日会場入りしてから長女が産まれたってメールがあったと知って更に鬼気迫る理由を知ったり。
ここまでは無理だとしても、格闘技また頑張る!てなってまた格闘技熱が再燃し…
んでプロデビューする時に優しく話し掛けてもらって"宍戸大樹が話し掛けてくれた!"て喜んでたのも覚えてる。
そんな私ゃね、実はそんなめっちゃめちゃ志が高かったワケではなく、3年頑張って日本チャンピオンを目指す。
なれなかったら引退、なれても27.8歳には引退、って思ってたんです。
そんな中でランキング1位の時、シーザージムに出稽古に行ってS-sup2010前の宍戸さん達と練習させてもらいまして。
それがまた見事について行けずに"これがチャンピオンクラスの練習か…"とヘコみつつもコレもっと強くなれるやん!とまた刺激を受け。
そこで宍戸さんと話をさせてもらってるウチに、トップ選手がトップ選手と闘うっていう事を肌で感じれたからこそ今はどこの誰とやっても臆さずにいられる。
だってこの時の宍戸さんはvsブアカーオ戦前だったからね。
地方の山猿が努力しつつも、そんなトップの空気を感じれたからこそ今があり、そんな心持ちを地元に持って帰る事が出来、それを伝える事が出来てます。
だからジムは違うけど宍戸さんは私にとって大きな先輩です。
だからそんな宍戸さんと試合が組まれた時は本気で試合を断ってましたねぇ…とにかく強い奴、名前のある奴なら誰でもと言ってましたが本気で断った。
越えねばならぬ先輩とは一切思わなかったから。
けっきょく試合は避けられなかったけど。
その後も個人的に宍戸さんとゴハン行ったり、今でも仲良くしていただいてます。
時にはメインを張る選手として相談させてもらったり…。
本当にお世話になってます。
そんな宍戸さんの引退試合。
そういや初めて宍戸さんを生で見た時も後楽園ホールのメイン、少林サッカーのテーマだったなぁ…と思いつつ。
そしてあの愛され方。
そしてあの内容。
正直、全盛期の宍戸さんの動きでは決してない。
しかしあの試合は心震わされました。
今ある宍戸さんの全精力を傾けてなんとしても勝ちに行く姿。
玉砕ではない、なんの出し惜しみもない全精力で勝ちに行く姿。
宍戸さんの中にある心技体を使い、最後の炎を燃やし尽くして強敵から勝利しようとする姿。
響きました…。
勝ち負けを越えた感動が、という話を聞きますが、自分の解釈では"全身全霊で勝つ為に飛び込んだ姿"だったからこそ響いたのだと思う。
結果、壮絶に散りましたがあれはシュートボクシングのメインの試合、そしてあれが引退試合らしい引退試合なのでは、とも思った。
すげぇ。
物理的なだけでなく、宍戸さんは強かったです。
ただ殴る蹴るが強いって事でなく、なんというか、強いってなんだろうなぁ…と自問自答させられる日でもあったなぁ
能力値だけじゃねぇ、ファイターとしての矜持…色んな意味でまだ敵わねぇな宍戸さんにはってね。
とも思ったけどそんな言葉は望んでないよな。
いつも言ってる言葉ですが
先代から教われる事は幸せであり、それを吸収して自分のエッセンスを加えるのだから、次代は先代を越えて然るべきだと。
まだまだ足りないなぁ俺は…と己の小ささを感じつつも。
ジムは違えど宍戸さんから火をもらった、と勝手に自覚してます。
そんな次戦は更に自分を削り、自分の色で全身全霊を傾けたいと思ってます。
自分の格闘技人生において、強者に立ち向かう姿を身を以て教えてくれた、これからもずっと好きで尊敬する先輩です。
宍戸さん、お疲れ様でした。
コメント返し
1.kiyo様
紫のショートタイツは近々販売される予定ですのでよろしければお買い求め下さいませ
2.庸介様
機会あれば是非とも東京観戦ツアーしてみて下さいまし
3.実沙樹様
まぁ幸せな時間でしたよ(笑)
ま、とりあえずお互い頑張りましょう♨︎