その国固有の文化、

開催国の国旗が上がり、

会場にはその国家が流れます。



もしウクライナが制圧されたなら、

その国旗と国家は失われるのだろうか。

そう思うと同時に、

根深い人種差別に抗議して

拳を突き上げて表彰台にのぼった黒人選手の姿がよぎりました。


1968年のことです。

 共に表彰台にのぼったオーストラリアの白人選手も、その胸に「人権を求めるオリンピックプロジェクト」のバッジをつけ二人の抗議に賛同を示していました。以前一度記事にさせていただきました。


一つの国が消えてしまう。

そんなことが起きたなら、

五輪は、

深い深い絶望を刻むサイクルとなって時を超えていく。



POC会長アンドリュー・パーソンズ氏のスピーチから、

平和について語られた部分を引用させていただきます。





選手村では、

異なる国々、

考え方やできることの違いが見られました。

そこでは違うことで分断されることはありませんでした。

一つになれたのです。

共に共通の未来に向かうためにです。

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一つになることで希望が生まれます。

共に生きることへの希望、

調和への希望、

そして、

大事なのは平和への希望です。

希望は誰しもが抱くものです。

人は対話ができる世界に生きることを望んでいます。

我々のムーブメント、

パラリックムーブメントは、

世界のリーダーたちが、

誇り高きパラリンピアンたちの行動に習うことを

望んでいます。




ほんとうに、
どうか どうかと祈ります。
対話のできる世界となりますように。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。