実家から持ち帰った雑誌切り抜きです。
河惣益巳作
『ツーリング・エクスプレス』
初の連載『ロシアン・エクスプレス』です。
ソ連共産党内部に渦巻く陰謀。
ですからディーンにはヒットマンとして依頼があり、
語学に堪能な警官であるシャルルにはお忍びで訪ソする次期首相候補の通訳兼護衛としての任務があり、
舞台はモスクワからレニングラードさらにシベリアまで縦横無尽です。
レニングラード
無邪気に現地の人たちに接触するシャルルは叱られます
こちらは二人の恋に読者がじりじりさせられるのが魅力ですから、
何かと理由をつけてのキスシーン登場は読者の望みです。
そんなんで「もうよかろう」なの?
なんてことは気にしない。
やったーーー!
と楽しみました。
記事にさせていただいたばかりの、
青池保子作『エロイカより愛をこめて』。
こちらは、
ソ連に行くまでもなく、
KGBの皆さんが集団でやってきます。
☆とばされてるのがKGBの諜報部員
仔熊のミーシャさんです。
好敵手の間柄といってよいかと。
この画像は漫勉からお借りしました。
シリーズ第7作
『ハレルヤ・エクスプレス』です。
題名がかぶるのは偶然で、
嫌々ながら伯爵に協力依頼しローマでの作戦に向かうため、
国際特急イル・ド・フランス乗車中なんです。
ミーシャが仕掛けた爆弾の時限装置をライフルで弾きとばす鉄のクラウスが、
そりゃもう素敵です。
アメリカ、そして日本など50か国がモスクワ五輪に参加しないと決めましたが、
ヨーロッパ諸国はおおむね参加でした。
ミーシャさんが気にしています。
店主にとっては、
冷戦時代の方が長い印象があります。
実際は1989年に冷戦終結なんですから、
終結後の方が長いのに、
なぜなんでしょう。
………年をとると、
1年1年が早く過ぎるというか、
印象に残らないというか、
そんなところかもしれません。
画像はお借りしました。
ありがとうございます。