りくりゅう組という呼び名が、

フィギュアスケートに親しみのなかった方々にも、

浸透してきたでしょうか。

ベテラン男性と新人女性、

小柄な女性をポンと抱っこする振付や、

男性の腕から軽々と宙を飛んでいくスロージャンプに、

ペアの醍醐味を感じていただけているかもと再度放映されるSPの演技から観始めたペアフリーです。



どこまでも

五輪中継の開始は、

いつもこのことばに始まります。

仕事を終えて帰る道すがら、

何となくこの言葉に思っていました。





守ること多い日常に、

「どこまでも」は遠い憧れかもしれません。

生きることは挑戦。

その言葉に頷けるだけの長い時を生きてきましたが、

「人間の身体」の限界を押し上げていく挑戦は、

また違う意味があります。



より速く(Citius)

より高く(Altius)

より強く(Fortius)



どこまでも翔りゆくもの、
アスリートの姿に高揚する私たちの思いは、
人間の限界を超えていく同胞に託す限りない夢がある。
五輪開催をめぐる様々はあれど、
参加するアスリートに対するリスペクトは揺らがない。
観るものとしては、
そこが大事だなと改めて思いました。


ああメッシング選手が、
大きく旗を振っています。


彼のように心広く、温かくありたいなぁというのは、
今の店主のリアルでの挑戦です。

矛盾や欺瞞、
それは、
五輪でも日常でも、
人が作る場では避けがたい人の業ですが、
大切なものはそこにはない。
見失ってはならないものは、
いつも どんな場でも変わらない。
そんなことを噛み締める休日の夜です。


ちょっと頭重い。
でも、
さすがに眠くはない。

大好きな時間を楽しみます。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。