本日の出勤を終えました。

梅雨明けのギンギンの太陽が青空に輝いています。

まずはお布団を干して一日一記事にかかります。





 

 

本日は、

性格の悪さ、

もしくは冷たさに、

お前って ほんと仕事に関しては鬼畜だなと、

お読みくださる皆様の顰蹙を買う覚悟をもって、

どうやら逃れられない濁った沼を書いて覗いてみます。

 




 

“顧客の皆様に対し職場が負うべき責”と

“呻吟する現場”、との危ういバランスに思わせていただきます。



 

 

7時になり、

お若いチーフが出勤してきて

開口一番、金曜日に仕上げのはずだった件につき

「できませんでしたね」とおっしゃいます。



うん

できませんでしたね

というより、

手を付けられませんでした。


 



一昨年のなーんちゃってチーフ、

四十代男性が担当した部分につき、

こりゃ

いくらなんでも、

がございました。

仕上げとは全てが揃わないとできない作業です。


 

金曜日の店主(顧客対応元締め)と

職場の軍師様(業務推進担当)との会話です。

「〇〇さん、

 ボスがさきほどダメ出しされてました。」

「いつのことですか。

 昼には

 今回は間に合わない、

 これで行こうと決まりました」

「こちらも昼です。

 今後気をつけろということかもしれませんが、

 これで視察入ってもおかしくない、

 その場合の覚悟をおっしゃってました」

 


 

 

7時30分、

軍師の御出勤です。

せっせと互いに仕事を進めている8時、

なーんちゃって男性が出勤してきました。

 

 

「数字、

 変えました。

 数か所ですが……。」

「そうですか。

 わかりました」

まっさきに報告するのを聞く態ではなく聞きながら、

なーんちゃってさんが上に上がるのを待ちます。

 

 

「△△さんが金曜日に仕上げられなかったことを

 気にしています。

 もう入れますか?」

「いえ、

 これから確認のための資料を作ります。

 それを使って数字の最終確認をしてからになります」

「じゃあ月曜日ですね」

 

ということで、

外回りに出たチーフのために

メモを作ります。

書いた内容を軍師にお見せし確認を取ります。

 

「月曜日、

 早朝の内に印刷していいでしょうか。

 けっこう混みあうと思います。」

「わかりました。

 必ず確認をお願いします」

 

言うまでもないこと。

なーんちゃってさんの出した数字がヤバイのは、

どの部署でも同じです。

変えたなら変えたで、

どんな変え方をしたのか見当もつきません。

根拠が認められるだけの説明ができるとも思えません。

 

 

これに類した騒動は、

一昨年から続いています。

昨年の師走決裁を前に、

拝命した(ボランティア)チーフとして

「きついかもしれませんが(彼の)確認のために〆切設定を早く!」

と主張した店主をプリンセスが散々にこき下ろしていたことは、

雌虎仲間からたっぷり聞かせられました。

もちろん本人に言ったわけではありませんが、

周囲ができないと決めてかかる失礼を大いに語られたそうです。



⭐慈しみのプリンセス


 

予測通りの事態は起きましたし、

他の目からの見直しと確認は彼には欠かせませんが、

それを予測して動くことは“鬼畜”呼ばわりを招くことでもございます。



 

⭐戦士モードの店主



 

が、

常に最悪に備えておかねば通常業務を維持することは難しいものです。


 

 

この男性につき、

前任のボスと現任のボスの対応は対照的でございます。

最初に書いておきますが、

店主としては、

究極の選択ながら、

現任のボスの対応を支持する気持ちでおります。




 

「俺は無駄な時間は使わない。

 変わらんものは変わらんよ。」

というわけで、

対処法の基本は、

「できる者がやればいい」。

 

というわけで、

圧殺されそうなほどに仕事が増えた軍師の方は、

ワイシャツの下がじんましんで真っ赤になり、

バイトのばあさんの店主は“3月までもたせてくれ”ということで

フルタイム出勤となりました。

一昨年、私たちは同じチームでしたから。

 

 

この方針ですと、

できないとわざわざ話題にすることは鬼畜の所業です。


失態ありましたことは、

本人にはもちろん、誰に向かっても口に出さず、

隠密理に始末をつける。


これ以上病気療養を出すくらいなら、

その方がよかったとも申せます。

 

 



 

現任のボスは要求します。

受け持った仕事を達成し、

その結果についての責任を負うことは、

職業人の基本と申せます。

それは普通のことではございますが、

「は?」

と聞き返すなーんちゃってさんがいます。

 


「は?って何なんだっ?!」と激昂するボスを見ながら、

前ボスの理屈も分からなくはない……などと思っています。

諭しても叱っても変わらないものは変わりません。

 



それでも、

走り回るストレスは軽くなりました。

何とかしておけと丸投げされるよりは、

問題があるとされたことのために動いている方が、

動く意味を感じられます。

 

 

 

そして、

ぞう考えてしまう自分が、

たいそう冷たい人間だとも思います。

職場が立ち行くためには、

理想的なことを言うなら、

彼が仕事への意識を変えてくれることでしょう。

そのために努力すべきと理解はできます。

ですが、

それがあまりにも現実離れした話であることを

思わずにはいられません。

 

それならば辞めろというのか、

となりますと、

そうではない!と飛びのきたくなります。

奥様もお子様もいらっしゃるのです。

生活がございます。

 

ただ

とてつもなく重い。

彼のあずかり知らぬことですが、

重くて重くて唇を噛む日がございます。

 

だから願ってしまう。

どうか異動してくださいと。

 

 



前任のボスは、

最初の1年が過ぎましてからは、

彼のことが気にならなかったようです。

何とかなりましたから。

置いておいてもいいか、といった感じでした。

彼は上には忠実な人ですから、

気には障らなかったでしょう。




 

現任のボスは

問題だと考えていらっしゃるようです。

ただ、

普通の職業人として扱われた結果、

彼が病気療養に入ってしまった場合、

彼の異動はありません。

来る年も来る年も人員を欠いたまま職場を維持するとともに、

職場復帰のためのフォローは絶え間なく続きます。




 

 

……………………究極の選択。

できることは、

病気療養は死守です。

昨年までとは違い、

自主的に本人には“指摘しない”姿勢を貫く店主です。

自主的に動き、

周囲でカバーするべく連携しています。

そう 自主的にできるという点で、

現任ボスを店主は支持します。

やることは変わらなくても。



 

 

あざとい話でございます。

そして人を人と思わぬ話でございます。

自分がひどく傲慢であるとも思います。

そうであっても、

きついものはきつい。

 

 

………………。

整理整頓しましても、

納得できる答えが見つかりませんでした。

 

 

こんな悩みもAI全盛の時代となりましたら、

遠くなるのでしょうか。

ヒトの力など必要とされなくなる頃、

そもそも働く場すら地上にないかもしれません。

そのときに店主の命は尽きておりますでしょう。

 

くっと唇を噛むたびに、

自身の冷たさを後ろめたく思う職場問題は、

とりあえず長い宿題とします。

 

 

わあ

もう午後2時!

「俺は 無駄な時間は使わない」

前ボスの至言が身に染みます。

 

画像はお借りしました。

ありがとうございます。


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