「だって

 どっちがマシかって話なら、

 現実的にいきますよ」

 

「そうです。

 代案出せない反対意見、

 大嫌いなんです。」




 

三十代前半チーフ、

三十ジャストの弟子くん、

口をそろえて語りました。

どちらに投票なさったかはわかりませんが、

とりあえず野党ではなかったことは確かのようでした。

あるいは棄権だったのかもしれません。

 

 自民党がどんな政治を展開しようと、

 野党を選択する道は

 さほど魅力的ではないようです。、

 自民党はプロで野党はアマチュアという印象は一般的なものかもしれません。



 



 

政権をもたぬ限り、

政所を取り仕切る経験はもてません。

国会では与党への質問が中心となりますから、

実際に代案があったとして、

それを語る時間は少ない。

そして、決定的なのは、その代案は具現化されないことです。

 

 

政界の波に洗われぬ代案は、

青臭く映るものでしょう。

素人ですから青臭いとも青臭くないとも申せませんが、

イメージは先行するだろうと思います。

明確な根拠がない「青臭さ」はなかなか消せないものです。

 


 

 

 ベテラン世代は、

 今回は野党にしておこうか、

 という感じでした。

 

 「一回はねぇ……。」

 つまり、

 一回限りの野党選択をほのめかす方が多かった。

    ビミョーに国政の話?って感じで。


 

もし、

国政選挙で何かが変わるとしたら、

とりあえず一回は野党が政権をとり、

かつ

そこそこ成果を上げるときかもしれません。

成果はおいて、

まずは国政を変えてみたいと思うのですがね。

安穏と続く権力はお金と結びつきやすいものですから。

 

 



 

上級国民という概念がありますこと、

世間では“常識”となっています。

非難はしても、

それがあることを受け入れている。

そんな印象です。

 

 

 戦争まで行っちゃうよー

 上級国民の皆様のお慈悲でしか生き延びられなくなるよー

 

そう危惧しながらも、

大きな流れは既に出来上がっているとも感じました。

ちょうどオリンピック・パラリンピック開催決定までの流れのように、

様々が頭の上を流れて行く未来が浮かびます。

 

 

せめて、

次の国政選挙、

投票率が高くなりますように。

何が決まるにしろ、

それを選んだのが国民一人一人であるという認識がそこに欲しい。

選挙行こうね。

そう思います。

 

 画像はお借りしました。

ありがとうございます。