何を生むんだろうね。

 あれはわがままでしょう。

 社会ってものを甘く見てますよ。

 



 

ふーん

「で、どうしましょう。

 通されますか?(起案)」

通せよ

時代の流れじゃんか

「…………ほんとにそんな人数いるものなのかな。

    僕はあやしいと考えてますよ。

    ほら都庁の騒ぎね、……略……

 今もう十分に譲歩していると思いますよ。」

 

 

そっすか。

「わかりました。

 では、現行の範囲内で。」

 

 

ま、今は色にも出さずに退いておきます。

店主の“通されますか?”に対する短い沈黙と、

返事の前に出てきた言い訳は、

流れは見えている証でございます。

 

 

 

通したいことは山とあり、

それを通すごとに通した者が差し出すものは受け取りやすくなる。

この人を動かすキーワードを拾い出さなきゃな、

なんて思ってます。

建前のキーワードは顧客第一、

それは十二分に活用させていただいています。

掲げた看板は簡単には下ろせませんもの。

 

 

 “そんなに多いものなの?”(反語表現でした)

 とりあえず裏キーワードは「多数決」かな

 

 

多数決は性的嗜好だけってものでもない、

久しぶりに「腐女子、うっかりゲイに告る」を拝見しつつ、

思う今でございます。

天下のNHKの選択だしな。

 

世界的に右傾化が広がりつつあるとしても、

性に関する社会通念は流れができています。

日本は海外からの理解と共感を得なければなりますまい。

年配の男性の多くが本音では“ジェンダー”が苦手であったとしても、

権力を維持するには他国の形をまねることが必要でしょう。

いずれそれを受け入れる選択をする支配層が多数派となるはずです。

 

 



 

個々の信条、心情、感性によらず進んでいくものはございます。

仕方ない。

俺は納得してないけど仕方ない。

そうして少しずつ多様性が受け入れられていきますように。

同時にじりじりと進む国粋主義については、

どうか踏みとどまれますように。

両立は難しいでしょうか。

都議選はおきまして、

流れは基本国粋主義かなぁと思っております。

 

 

本日は

矢代俊一シリーズ第六感第七章まで読んで、

パソコンを開きました。

 

栗本薫さんの矢代俊一シリーズ天狼叢書版、

「性」を突き詰めていく哲学書めいてきました。

台詞がとにかく長い。

そして、その長台詞がそれぞれの「性」と「自我」の吐露でございます。

 

どうぶつかりあって、

どう昇華されていきますのか。

この世界ではジェンダーもまた遠い。

 

 

画像はお借りしました。

ありがとうございます。




人気ブログランキング