どうか最後まで!!

そう願う前半でした。





名将上杉謙信

その戦に臨む姿を思い

滑っておられるだろうか。


後半を観ながら

そう思っておりました。

眼差しに決して素を出さぬ演者魂は

店主の愛するところです。



よくなさいました。

「頑張って」に応える今シーズンが

終わります。

銅メダル、

その後ろにここまでの10年がございます。

見事な10年間でした。

ご立派でしたよ。






さあ、

ファンとしては次の選択を待つ段階となりました。

年齢を考えますと、

北京を目指すかどうかは重い選択です。





笑っておられる。

羽生選手らしいことです。

その笑顔と選択を応援していくだけ。

そう噛み締めております。



鍵山選手、

銀メダルおめでとうございます。

羽生選手、

銅メダルおめでとうございます。




※ここからは時系列の感想です。

 よろしければお読みください。



ハン・ヤンが

腰ポケットに手を突っ込んで

思いに耽る青年を演じる。

その中空を渡って飛ぶ姿にじんと来ます。






コロナ禍に封印された時間を、

スケーターの皆様が

どう過ごしていたのだろうと思い描きます。

吹っ切れて、

自分と向き合って、

一つの答えを出した。

SPからずっとそんな印象を受ける演技が続きます。



友人が案じていたイタリアは、

五輪枠2つを獲得です。

グラスルくんを見られず残念ですが、

今日はハン・ヤンを見られました。

よかったです。



そして、

エイモズ選手は

今日も見られます。





憑依している。

音楽に捧げきって透き通る魂が

氷上を駆けていきます。

独特というしかない空気が魅力です。

彼が見せてくれる、

彼しか知らない世界に歓声が上がります。



 もう

 どの選手も

 描きたい世界をそこに描けますように

 としか願わない。

 女子を観終えての心境でございます。



ジュンファン選手、

切なくなるほどに美しいラストのスピンは、

まさに彼らしいものでした。

その差しのべられた手の先に未来が見えますように。




ジェイソン・ブラウン選手、

このふわりと浮いた姿、

「ふわり」という漫画でしか見ないような不思議なリアルを

この選手は具現化してしまう。


☆空中姿勢です。

スピン

そしてステップ

ジェイソン・ブラウン選手が滑るとき、

そこは別世界となります。

勝敗など知ったことではない。

ああ でも北京には出てほしい。

観たいから。

ここがジャンプの有無の難しさでございます。




絶賛応援中!

宇野昌磨選手です。







祈るように両手を上げた冒頭の滑りを観るごとに、

店主の胸にも祈りが湧きます。

どうか、

この試合があったことが、

この成長を望む若者に

北京への道を赤々と照らす光となりますように。



メッシング選手、

この方は

誰かのためにというとき、

本当に死力を尽くされます。

カナダに残った若者たちのためにと

決して倒れない不屈の人。


コリヤダ選手、

何を滑りましても個性が際立つ人でした。

そこに磨き抜かれた技が普遍的な美を添える今シーズンです。

転倒後も流麗に続くプログラムに、

じんと来ました。




ネイサン・チェン選手、

ドキドキします。

最高の彼を観たい。

高い壁が聳え立つ風景です。


その壁を越えようと、

そして自分を超えようと、

若きスケーターが続くでしょう。








ああ凄い

魅入られてしまいました。

パーフェクト以上のパーフェクト。

ジャンプだけ?

それはないですね。

音楽を堪能するように身体が奏でるものを堪能しました。

店主内観客は満足です。

そしてファンの部分は小さく悲鳴を上げます。



鍵山選手、

だいじょうぶだろうか。

胸が痛くなります。


スピードは速い!!

よし!

行きなさい!!







次!次!!と切り替わる場面を、

しっかりと滑りました。

ミスもありましたが……表彰台確定!!

よくやった!!




画像はお借りしました。

ありがとうございます。