人間の愚かさを

見くびってはいけない



『サピエンス全史』の著者、

歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリさんの特別授業、

この教えを噛みしめます。

 

同時に『明るい方へと向く心』も知っています。

人間はそうできている、

少なくとも明るみ方へと進むべきだと考えている、

これは実感でございます。



ただ、

人は己の内にメフィストフェレスを

飼っております。




何を明るく感じるか操作が可能なところがミソかなぁ

などと思いながら、

この授業を拝聴しています。

 

 

 

 一つのことのみに忠誠を尽くせ

 という流れが出てきたときに

 問題は生じる。

 

国家のみを第一とし、

芸術も文化も宗教も思想も国家を第一とし、

賛美する方向に向けようとする。

これがファシズムだとハラスさんは続けます。

 

 

講義は続きます。

人類はその『愚かさ』で『大陸をまたにかける連続殺人犯』

となっていると。

生物全体に視野を広げるなら、

人類は人類の身を第一としたファシズムを展開しているということですね。

 

そして、

その滅亡リストには、

人類も入ります。

生存だけを言うなら経済的強者は生き延びることも可能ですが、

他のほとんどの人類は生命維持すら危うくなる危機にさらされる。

これはご説明を待つまでもなく理解できます。

 

 

人類の愚かさがもっとも現れるのは、

偏見と差別であると思います。

それがあって、

他の価値観を排除するファシズムが生まれるのは

歴史が証明しています。

 

 




 

偏見や差別を乗り越え、

団結し、

協力し、

共に生きる道を探るチャンスがこのコロナ禍なら、

今、

わたしたちは、

転換点となりうる時間を生きていることになる。

 

そんなことを考えさせられます。

最初から拝見できたらよかったな。

 

 

 再放送をお待ちします。

そして、

今をどう生きるか、

真剣に考えたく思います。



とりあえず我慢の日々ですが、

ちょっとだけ敵前逃亡して、

兵糧獲得を考えています。


不要不急ながら命を支える源泉



故郷、

実家、

そこにある自身の人生、

触れて➕持ち帰って➕生きる源泉とする

が、

できましたらと思っています。


そろそろ

ほんとに無観客となりそうな全日本選手権、

そうなったとしても、

一泊だけ、

誰にも会わずに実家に行ってきたい。



この弱さあることは

もう受け止めていかねば

進む間に磨耗してしまう。

その一泊を自分に許そうと思う今日でございます。



画像はお借りしました。

ありがとうございます。



 



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