で、

仕事脳もリアルなら

オタク脳もリアルでございます。

 

 

暗い…………ろくでもない妄想に耽る店主でございます。

 

 

引退するにも

選手にはモチベーション、

観客には感動、

それを最高潮にもっていける

タイミングってものがございます。

 

 

フィギュアスケート観戦ジャンル上がりの店主には、

極力

考えないよう

努力しておりますことがございます。

それは絶頂期の短いスポーツであることと

コロナ禍の中次々と中止が発表されていく国際大会とのバランス。

 

 

 

お前、

仕事の話するときは、

感染予防がどうこう言ってるくせに、

そんなこと考えてんのかっ!?

 

 

ええ考えてます。

 このままでは、

 選手の皆様の練習環境は整わず、

 開催される世界大会での成績の意味も薄れ、

 さらには世界選手権の開催もなくなり………………、

 もし

 そこに

 節目をと考えていたのなら、

 ピークをどこにもっていくかも、

 どんなプログラムで挑むかも、

 すべてが茫漠としていってしまうかもと思うと…………。

 




 

 

 

今、

わたしの夢、

プシュッてなったかんな!!

 

まっとうなスケオタの友人との会話。

基本、情報に疎い店主、

何回そう叫んだか。





 

本当にアスリートの皆様には

たいそう困難な時代となりました。

 

年齢も含めて冷静に分析し、

大会の重み、

ランキングの重み、

それらも含めて冷静に情報を集めるのが、

まっとうなスケオタというもの。

現実はまことに厳しいこと、

あらためて突き付けられました。

 

そこを踏まえて

それでも夢を見るのがファンでございまして、

全日本選手権の開催を思っております。

 



 

 羽生結弦選手、

 四回転半のジャンプを氷上でプログラムの流れの中で、

 表現と一体化した技として魅せるチャンスを、

 少なくとも1回、

 どうか1回であってもいいから、

 得られますように。

 

 

その時へと向けて積み重ねる努力が

たとえ嘘をつくとしても、

決して無駄にならなかったと思える場を与えてほしい。

そう願う店主でございます。





 

 

 

ここからは

読むお方によっては御不快を感じるかもしれぬ店主の感想です。

店主、

様々な曲を体で表現することに喜びを感じる方もいれば、

一つの世界を最高レベルまで磨いていくことに喜びを感じる方もいると考えています。

私見ですが、

羽生選手は後者のように思います。

 

 

 



 

羽生選手の場合は

試合が最高の発表の場であり、

ショーに代えがたいものがあると思いますのは、

『技と美』の融合が第一義にあると感じておるからでございます。

そしてそれを要求される場は試合でございましょう。

 

 

 

技においての絶頂期は

二十歳前後。

『技と美』の融合、

その最高のものとスケーター自身が感じられる時期は短い。

今シーズンに過ぎていく25歳から26歳の時期を切なく思います。



 

 

店主、

ほんとに石投げられそうなのですが、

2012年世界選手権から羽生選手のファンとなり、

2013年世界選手権の演技をあれほど見返していながら、

2014年のショーを眺めながら思っておりました。

 

演技そのものに堕ちたのが

11月のことなので、

まあ

観客心としては正直なのですが、

書いておきます。

 

 

ショーに登場する様々なプログラムそのもので魅せていただく、

その楽しみはあの年の夏には、

先輩選手の皆様にいただいていました。

大好きな選手を拝見するのとは、

楽しみの種類が違うお楽しみ。

 

 

別の意味で石が降ってきそうなのですが、

高橋大輔選手が

あの年演じたI.m kissinng youは誠に見事でございました。

 



この旋律といえば脳裏に焼き付いたニースがある羽生結弦選手ファン。
そんな店主にすら

まったく別の世界を見せてくださったほどに。

 

 

 

氷上に物語を描くという意味で

高橋大輔選手は傑出していました。

それは体感したことでございます。

同時に

その喜びを次々と感じていく方とも思うわけでございます。



お願い石投げないで

あっちにもこっちにも思いつつなのですが、

シングルのまま様々な形式のショーを続けていかれるのかと

思っていました。

それができるし、

何となくなのですが多くの物語を紡ぐことに重点があるのかなと

感じていたからです。

 

 



 

一方、

次々と記録を塗り替えていった羽生選手に思いますのは、

『スケートで描ける美』への挑戦でございます。


四回転ジャンプ時代、

その先頭を駆け抜けながら、

拘り続けた『演技の中で何かを語る技』『凄まじいレベルであると同時に演技の流れの中で自然な技』、

そんなものを拝見してきたと思っております。

 



 

ジャンプ一つばかりが浮き上がる演技がない。

その前後の複雑なつなぎ、

音楽を体で奏でることへの拘り、

一曲を何回滑ってもその一回ごとに完成を目指していく在り方、

その『美』に酔ってまいりました。

 

 

 

試合だろうな。

これは試合だからできる演技だな。

そんな風に思うわけです。

 

 

どうか試合を。

25歳から26歳へと時は流れ、

全日本の日は26歳で迎えることとなります。

どうか試合を。

そう願ってしまいます。

 

 

で、

リアルでは感染予防に日々邁進いたします。

 

 

画像はお借りしました。

ありがとうございます。


 




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