もろもろの不手際も、
それは過程の内のこと。
無事に終わった以上の成果はあり、
結果には満足して本日を終えました。
残るは決断。
そこは、
もう、
収入から考えたなら戻るのが正解ですが、
そこを思うと
何かイヤ。
人生のほとんどを仕事で生きてきましたから、
その仕事がイヤということではなく、
仕事そのものが変質していくような感覚がありまして、
引き時を間違えたくないなという思いがございます。
いや選んでる場合か？？？
と
リンリン電話は鳴りました。
若い友人が申しますには、
ボランティア繋がりで知る共通の知人に
赤ちゃんが授かったそうです。
お体が弱いのが心配ですがおめでたいお話でした。
で、
彼女の『赤ちゃん』への反応に、
また思ってしまいます。
『性』が匂うことが苦手な彼女はパニックだったろうとは察していましたが
ここはおめでとう！だよで通しました。
すでに『お母さん』になっている女性が
もう一人『赤ちゃん』を授かる。
三人のママになりますことはおめでたいことです。
ですが、
『お母さん』であることに安心して接してきたら、
お母さんも現役の女性だったことが
混乱につながってしまうようでした。
しばし
はいはいと聞き、
「まあ赤ちゃんが生きやすい世の中ではないけどさ。
赤ちゃんが授かったとき、
幸せだね
と思ったよっていうのが、
必要だって思ってるのさ」
と返しますと、
そりゃ幸せな時代を生きて来たからさ、
と言います。
先日振り返った自分の人生分析を逆手に取られてしまいました。
彼女の言い分としては、
彼女が生まれてからずっと日本は下り坂なんだから
ということでございます。
体は心配だけど、
子どもたちも喜んでいて、
新しい命が歓迎されていることは
素晴らしいこと。
アラカンでなくとも
この感覚はあると思いますので、
これは世代の相違ではないなと思いながら
はいはいと聞き、
彼女自身の裕福な生活の中で貧しい時代という実感がどのくらいのものだろうと首をひねるのですが、
それを突きますのは禁じ手ですし、
意味もありません。
人が人として幸せであるには
お金はさしたる意味をもたないとも申せますが、
それはビミョーに言い切れない。
店主、
お金に意味がないなどと断言しますには、
貧乏暇なしでございますし、
お金をいただく意味は身に染みております。
ただし、
何であれ、
仕事にお金以上の『人』や『成果』から得られる何かを見つけること、
一生の仕事では大切。
それは思います。
早いとこ、
今また燃えなおすポイントを掴まんとな。
なんて思いました。
……『人』なんだよな。
そう思いながら聞いておりました。
他人がもっとも近くなりますのは『性』でございます。
妊娠から『性行為』が浮かんだこと、
恐怖なのだと思いました。
LGBTの皆様を貶める発言を繰り返す政治家の皆様、
そんなこと偉そうに言ってる場合ではないです。
またかの失言ニュースを思い出してしまいます。
その求める『人』の生物学的性がどうであれ、
そこに『人』を求め求められる心がありますことに幸はある。
繋がり合う人と人がありますとき、
まず
そこに人を人につなぐリンクがあることに
ほっとする思いがいたします。
家から出よう。
誰かの手を握ろう。
愛し合うことを得たならその愛を祝福しよう。
まずそこからです。
かなり真面目にそう思いました。
その先に新しい命が授かることも起こるでしょうし、
新しい命を温かく迎える社会もできましょう。
男の子産まなくちゃ
がありました頃、
子どもは生まれていましたが、
その誕生を祝福されない命もあったのではないかと思います。
子ども産まなくちゃ
を
偏見と差別と共に言い立てられましては、
国を守るんだ！
のシュプレヒコールが聞こえてきそうでございます。
……ともあれ、
誰かと関わること、
人が生きていくには必要でございます。
本当に必要でございます。
誰の愛も祝福される社会が（犯罪性あるのは別でございますよ）、
成人した先を共に歩くパートナーを得るにあたって
未来を明るく感じられる社会が、
やってきますように。
画像はお借りしました。
ありがとうございます。
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