コロナがだいぶ身近になりました。

となりますと、

店主もこのだるさが何にもとづくものか微妙に不安に思うのでしょう。

 

 

選択という形に昇華していく物語、

そのためには場面と向き合うエネルギーが必要で、

「おしゃべり」で発散してしまおうとなります。

長野の友人と電話でおしゃべりいたしました。

 

 

 

 

 

そしてお風呂。

ベルリンフィルの「新世界より」がたいそう重厚に感じたためか、

本日は小澤征爾さん指揮のウィーンフィルを聴いておりました。

華やかに感じるのはどこかニュウーイヤーコンサートを思い浮かべながら聴いているのかもしれません。



 

ただ、

どちらを聴きましても、

そこだけ違う一曲のように感じてしまうのは、

下校の音楽に聴きなれた家路の旋律。





何を受け止めるときも

人は自分に引き寄せてそれを解釈するものだと

笑ってしまいました。

 

 

お風呂から上がれば

月はだいぶ高くなっていました。

 

 





 

書くことを離れ、

脳と心に休憩をとった今日、

お月様は晴れた夜空を静かに渡っていきます。

 

 

 

秋は深まり、

店主の愛する季節は、

まさにここからでございます。

暑さから解放され、

やがて桜の盛りを見るときをクライマックスとする季節の移ろいの美、

どうか

それだけは

残してくださいますようにと願う。

祈りにも似た願いを抱いております。

 

 

銃剣道…………か。

2021年に出される学習指導要領では、

中学校の体育に選択できる武道として入ってくるとか。

そんなことが知らぬうちに決まっていたのですね。

友人との会話がよみがえります。

 

 

そんなこと

決められちゃうのか。

思想統制に向かって沈黙を守りつつも進んでいく影、

その影を止められる内に止めたい。

止めたいと願う心を抱く自由がまだある内に。

そんなことを思う今日でもありました。

 

 

少なくとも

子どもたちが

銃剣の扱い方を学ぶ姿は見たくない。

それでも、

2021年には日本のどこかの学校で始まるかもしれず、

何年かの後には必修となるかもしれず、

さらにその先には徴兵制があるのかもしれない。

そうであっても

どうか月を愛でる思いは奪われていませんように。

 

願いのすべてに「せめて」とつくような

ちょっと切ない夜でもございます。

 

 

 

画像はお借りしました。

ありがとうございます。


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