これは一人の男の人生の物語だった。
ただ男が願ったことが心を満たしていきます。



彰義隊の隊士たちに重ねて
咲さんに伝えた南方先生と、


 もし、
 かけがえのないものがなくなってしまうのなら、
 一緒になくなるのが一番幸せだって、
 そんな風にも思ったのかなって。
 

それをいつものように叱る言葉で返しながら涙ぐむ咲さんに、


 医者がそのようなことを言って
 どうするのでございますか。
 

ああ
成就した、と溢れ出す思いが、
観る者に終わりを予感させます。



橘咲は
先生をお慕い申しておりました





ようやく届いた恋文が
この男を次へと押し出していきます。
染み入るほどに美しゅうございました。



そして、
人々を動かすドラマでございました。

南方先生と呼ばれ、
江戸で生きた男の美しい器は
物語の後半には
それぞれの人をその選んだ道にそって自ら動こうと変えていきます。


政治上、
医学所が彰義隊の手当ては困るとやってきた勝麟太郎に、
医学館の多紀先生がおっしゃる。


 医者は医の道を歩くのみ
 収まらぬものを治めるのが政の道であろう。


応える勝麟太郎さんの
好きなようにやりやがれ


馬鹿医者が。


呑み込んで
後は任せろというその笑顔が
たいそうかっこよかった。


物語ではございます。
ですが、
物語は人がこうありたいと望むことと思います。
このお二人のようなお方、
今こそ必要でございます。


最後に、
内野聖陽さんの坂本龍馬。
こちらを拝見しましてからは
坂本龍馬といえば
この笑顔が浮かぶ店主でございます。




魅力ある存在でございました。


 さあ、
 今日の感染者数を確かめてからと思う内に
 もう6時を過ぎました。
 これは出そうもないかな。
 30日に買い物して3日でございます。
 今日の夕食は済ませました。
 明日からのために
 行って参ります。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。




人気ブログランキング