たぶん
私は
強烈な意志をもった存在が好きなのだ。

羽生結弦10年間の軌跡を
ふたたび拝見しながらそんなことを思います。



そもそもblogを始めたきっかけを思いましても、
またフィギュアスケート観戦ジャンルから抜け出したことを思いましても、
私は、
羽生結弦選手の強い意志にこそ
惹かれているのだ、
そんな風に思います。



傍らからの
かわいそう扱いも
子どもだから扱いも
一方
神扱いも
それゆえに崇拝せぬ者、
あるいは崇拝の仕方が異なる者を糾弾する狂乱も
その意志の前には
あまりに礼を失することのように思えました。

そうではない在り方を明示したかった。
そんな青臭い気持ちを還暦過ぎてもとうとは、
驚きではございます。





こんなにも
その意志は強く、
そして美しい。
それで店主には十分です。




だからこそ
演技に浮かぶものは異界を打ち立てる。
人ならぬ者を演じて
かくも説得力ある演者は希でございます。

光も闇も
そこに見える。
そこに引き寄せ吸い込まれた力が
その体の内から発光するようです。



そして、
「花は咲く」
どうか
羽生結弦選手の願いますこと
その演技から世界へと伝わっていきますように。



今こそ
その願いに意味はある。
そうではないでしょうか。

画像はお借りしました。
ありがとうございます。




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