さてと、
休めないと焦った明日は
実は無給です。
昨夜拝見したミステリー風味のホームドラマで、
「あなたは
 好きでやってるんでしょっ!?
 わたしは違うっ
 休みたくたって休めないのよっ!!」
主人公のご一家の奥様に叩きつけられた台詞が
ございました。




 ………………思いきり
 好きでやってるな、自分。

先週を思い出しました。
自分に自分でツッコミかけてましたもの。
何やってんだろ・


「何でそこまでやるのっ?」

いや
えっと
………………やりたいから???


結局最後まで見てしまいました。
ご丁寧に〝回遊魚〟のたとえまで
でてきました。
娘に〝マグロ呼ばわり〟されてきた店主です。




豊かとは言いがたい生活ですが、
一生の仕事に出会えましたこと、
それを楽しめる場に流れ着きましたこと、
幸いなことだったと考えております。



ふにゃっ





で、
退職した今、
収入は激減しましたが
時間の自由は(ほんとは)かなりある。
四月から始まる悠々自適の生活に向けて
準備しなくては。




店主、
〝書く〟以外、
さしたる趣味もございません。
きっと毎日書いているだろうなー
なんて思います。
SNSで書いていくということ、
けっこう危ういものでございますから
準備も相当に必要でございます。




どうも
仕事というものは
目当てが明瞭で結果が明白に過ぎるもの。
そこに他者を感じること、
リアルでは健全ですが、
SNSでは相当に危うい。




………………………………。

書くは書くにとどめおく。
そこかなー
なんて
鼻水垂らしながら思います。

まずは自分の思い。
そこが肝心。
ここは近くて遠い場所にも近くて近すぎる場所にもなりますもの。

拒まぬために一人ある。
とっても肝心と思います。


友人   茨木のり子




友人に
多くを期待しなかったら
裏切られた!と叫ぶこともない
なくて もともと
一人か二人いたらば秀
十人もいたらたっぷりすぎるくらいである
たまに会って うっふっふと笑いあえたら
それで法外の喜び
遠く住み 会ったこともないのに
ちかちか瞬きあう心の通い路なども在ったりする
ひんぴんと会って
くだらなさを曝け出せるのも悪くない
縛られるのは嫌だが
縛るのは尚 厭だ
去らば去れ
ランボウとヴェルレーヌの友情など
忌避すべき悪例だ
ゴッホとゴーギャンのもうとましい
明朝 意あらば 琴を抱いて来たれ
でゆきたいが
老若男女おしなべて女学生なみの友情で
へんな幻影にとりつかれている

昔の友も遠く去れば知らぬ昔と異ならず
四月すかんぽの花 人ちりぢりの眺め
とは
誰のうたであったか


 明朝 意あらば 琴を抱いて来たれ

たしかに
絵に描いたような
淡々とした交わりながら
そうはゆかない。

 それぞれは
 それぞれなんだよ

それを
自分で自分をふんづかまえて
ガツガツ言い聞かせなきゃの未来に
クスクスしてしまいます。

ガツガツではなく
しんと静まる心にぽつんと呟きたい。
そんな風に思っています。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。






人気ブログランキング