あかねさす紫野行き標野行き
野守は見ずや君が袖振る

紫の匂へる妹を憎くあらば
人妻ゆえに我恋ひめやも

ひとごとを繁みこちたみ
己が世に今だ渡らぬ朝川渡る

朝影に我が身はなりぬ
たまかぎるほのかに見えて去にし子ゆえに

恋ひ恋ひて逢える時だに美しき言尽くしてよ
長くと思はば



画像はお借りしました。

ありがとうございます。




人気ブログランキング