桜を見たい
 桜になりたい


その先は絵師の世界でございます。





小景の
最大の強みで弱味は
その劇の動かぬところです。


 そのときの二人を
 ただ描く。


じつは
幻想・海斗にできないかと
「記憶」の章から読み進めました。

 隙がなかった。
 あまりに不安定で
 書く中に新たな物語が生まれてしまうほどに。




「過去からの来週6」まで読んで
諦めました。
黒のスーツでキャットストリートを行く
高遠豪と瑞月は
もう3月の声を聞く頃の姿でした。


 ただ満たされた二人の世界で
 海斗の中にある小さな刺。
 それを抱いたままの幸せの小景を
 書かせていただきました。

この刺は 
おそらくこの五月では
解消していない。

そう踏んでの立春です。
瑞月の心情は
踏み込めません。
黒猫物語が二人の物語となりましたのは
第二章からです。
視点は〝黒〟。
それを外してからも、
瑞月は視点に選べない時期が長かった。

久しぶりに
瑞月の聖性の禁忌を感じた小景でした。
この子、
本当に爆弾です。



さて、
葛飾北斎の「画狂老人」時代を追うNHK番組。
「北斎・幻の肉筆画」を拝見しました。





田中泯さん演じる北斎。
その舞踏に
鬼気迫るものがございました。


 北斎の名を捨てる

ただ描きたいものを
極めていく
その晩年の在り方。


ここに触れますのも恐れ多いながら、
その描くへの欲求に
人の願いの究極を思いました。




 描く
 命をもつ


 その見果てぬ夢


それは
人をとらえるもの。
幾千幾万幾億の思いは
その具現化に向けてのたうつものでございます。


 うーん
 小景は一点集中
 そのときの二人の写生だしなー

ノタノタするデブ猫も
ちょっとのたうつ。

背景に迷い
桜を描かれた絵師様も
ちょっとのたうつ。

抱いた思いを
一生懸命形にします。





えっと
二人の世界ですと
舞台装置は一つなんで
脳使いません。
それはホント。
でも
一生懸命書いてます。
それもホント。

ちょっと書いとこう
思いました。





最晩年の二幅の肉筆画。

老いた漁師と猟師。
凄まじいまでに求め続けた絵の頂は
まだ霧の中にありと感じながら、
なお穏やかな顔の二人に
やりきった満足を読む案内人の井浦さんで
番組は終わります。




真贋を論じられてきた
富士に笛吹童の一枚。

そこに迫る8Kの画像も興味深かった。




じゃ、


トラックの乗り心地も知らんくせに、
ふにゃふにゃ本編を書きます。
疲れましたら、
寄り道するかもしれぬ平日を
お許しください。


今日、
また一つ山場を越え、
次の山場は週末です。


余談ですが、
店主、
絵師様の記事に思いました。

 もう一つ
 店主は
 絵師様に似ているところが
 あるのかもしれない。

激闘に適性がある………。



店主、
〝どっちでも よくね?
 鳩の喧嘩かよ!?〟
心磨り減る女のようです。



 いや
 ほら
 君たち
 てんでに
 重箱の隅つついてる間に
 柱腐っちゃ………いかけてないか?
ふにゃんの今日でした。

守れる場は
そこにいるときしか
守れないもの。

 誠意を尽くす
 来週
 母の通院だけど………。

 ➕週末はテレビとライストだけど。


頑張ります。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。



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