1月17日でございます。




東遊園地に灯る鎮魂の灯火です。
鎮魂の祈り、
そして
震災の記憶と継承の取組が
阪神淡路大震災被災地で行われました。


平成の時代、
日本に生きることを
繰り返し突きつけられました。


平成7年1月17日
テレビ画面に燃え上がる炎
断ち切られた道路にひっかかるバス
灰色の煙があれほどの広範囲に広がる情景が
信じられませんでした。



言葉をなくす



その衝撃に
主人の甥は神戸を目指しました。
主人の山登り用品をバイクに括りつけ
東名高速をひた走った甥です。


 何かしなければ!!

その思いに突き動かされた若者が
きっと全国におられたことでしょう。
甥はその一人でした。


平成は
被災という名の下に
多くの喪失が一つに括られることの多い時代でもありました。


同時に、

 あの火の中に
 あの瓦礫の中に人がいるんだ!

矢も盾もたまらず手を差し伸べたいと
人々が動いた時代でもありました。




哀しみや悲しみが
一つ一つの灯火に籠る。
そのことを忘れない。



うねりの中、
喪われた多くの命。
その一つ一つに輝きがあったのだ。
これを忘れぬ生き方をしたい。
したいなー
思います。




列島は
揺れる大地の上にあります。

そこに
自然との共生の知恵を育み
その恵みをいただいて生きてきた私たち。





〝家の造りようは夏を旨とすべし〟
徒然草に語られた昔から
間仕切りの曖昧な自然と溶け合う暮らしが
私たちの日常でした。



被災の報に触れるとき、
四季の美しさを語る哀しみも胸に積もります。
しんしんと積もる。


共生の道を思う人でありたい。
そして、
そのもたらす哀しみに心添える人でありたい。


やがて大地震に見舞われる地に
こうして
ふにゃんと暮らしております。
まだ自分の実感にはない被災。

そのとき
頭を上げて生きることを
阪神淡路の皆様に倣いたいと思います。



画像はお借りしました。
ありがとうございます。

☆物語は
 もしかしたら
 早寝に阻まれて投稿できないかもしれません。
 




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